去年、東京 国分寺市のクリニックでモルヒネの内服薬を処方された90代の男性が、1週間後に中毒で死亡していたことが捜査関係者への取材で分かりました。警視庁はクリニックの医師と調剤薬局の薬剤師が必要な量の100倍にあたるモルヒネを誤って処方したことなどが死亡につながったとして、2人を業務上過失致死の疑いで書類送検しました。 去年2月、都内に住んでいた当時93歳の男性が息苦しさを訴え、国分寺市にある「武蔵国分寺公園クリニック」を受診しました。 男性は症状を和らげるため、モルヒネの内服薬を処方されたということですが、その後容体が急変し、1週間後にモルヒネによる中毒で死亡していたことが捜査関係者への取材で分かりました。 警視庁が捜査した結果、クリニックの40代の医師が電子カルテの入力を誤り、必要な量の100倍にあたるモルヒネを処方していたことが分かったということです。 また、近くの調剤薬局の60代の