今回のDTPの勉強部屋は、印刷をテーマに開催しました。Session 1ではグラフィック社で『デザインのひきだし』の編集長をされている津田淳子さんが用紙・印刷・加工に関するお話しをされました。Session 2では、印刷機長や工程管理の仕事をされていた村上良日さんと株式会社ケーエスアイで製版・出力業務に携わる坂口礼治さんのお二人が、データ入稿後の印刷所での工程を紹介されました。今回は講義時間の都合でプチセッションは行えませんでしたが、講義終了後の交流会、その後の懇親会にも多数の方にご参加いただくことができました。 Session 1:今こそ! 印刷・加工をもっともっと使いこなす。 スピーカー:津田淳子氏(株式会社グラフィック社、『デザインのひきだし』編集長) デザイナーに向けて用紙・印刷・加工の技法を紹介してきた雑誌、『デザインの引き出し』の編集長である津田淳子さんが、実物や動画も交えて特
今こそ「デバイスに依存しない」組版規則が必要と考える 先のセミナー原稿作成を通じて私が発見したものとは「行頭・行末」という表現は「行」というものが存在する前提でしか存在し得ない、行という概念がなくなっても「分離禁止」という概念は存在し続ける、ということです。 今まで文字で表現するものといえば「紙」(もしくは有限の広さを持つ面)でした。それがゆえに「ページ」という概念が存在した訳ですが、Webの登場で「ページ」の概念はなくなりました。そして1行の文字数を無限に設定できる媒体では「行」という概念もなくなります。 実際、文字が流れる電光掲示板では、行数や行間(行送り)はありませんので「行」という概念はありません。下の図のような例も「行」という概念が薄いと思います。 だから「分離禁止」はなくていいかっていうとそうではないんじゃないかって思うんです。たとえ分割されることがなくても、分割しちゃいけな
DTP Booster 019「日本語を組むときの基本」のスライドPDFです 当初はこんな予定ではなかったんですけどね。考えを詰めていったらJISの「日本語文書の組版方法(JIS X 4051)」や、W3Cの「日本語組版処理の要件(日本語版)」を否定する内容になっちゃいました。 でも行頭禁則・行末禁則では、中黒を箇条書きとして使うときや疑問符を単独で使うときの説明がうまくできないんですよ。 でもね、これ書いてたら、あ、やっぱり組版は生き物だわ、と思ってしまいました。 で、公開するに当たり、注意事項があります。これは、私のセッションで使用した資料の一部であり、これが私のセッションの内容の全てではない、ということです。スライドですので、文章は短く、また断定的になっている部分があります。実際のセッションでは説明を加え、ところどころ「これは一般的なものではなくあくまでも個人の考え」「こういう考え方
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 14:06:40.04 ID:4SRyRDlA0 \(^o^)/オワタ 2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 14:07:27.62 ID:ZP3oCjk60 仕事中に2ch見てるような社員飼ってたらそりゃ潰れるわ >> そうだなw でも今は激務明けのつかの間の休息だ 8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 14:10:06.52 ID:v7RsawSQ0 何の仕事してんの? >>8 デザイナー。DTPとか出版 5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 14:08:50.69 ID:bkmkVEAcP 失業保険すぐでるし 転職の言い訳にもなるしよかったじゃん >>5 確
引用元:DTP・印刷板「◎◎今までで一番すごいミス◎◎」 http://that.2ch.net/test/read.cgi/dtp/1003403971/ 3 名前:氏名トルツメ[]投稿日:01/10/18 21:23 チャームポイントの顎のほくろをゴミと間違えて消した 12 名前:氏名トルツメ[]投稿日:01/10/25 03:39 アニメギャルを10人ぐらい並べるとこで 一人だけ1200dpiで入稿した。 そいつだけやたら美しかった。 141 名前:氏名トルツメ[]投稿日:01/12/17 19:24 知人が大昔、写植で大使館を大便館と誤植してしまい、展示パネルにでっかく「○○大便館」となっていて、クライアントが大恥をかいたことがあるそうです。 34 名前:氏名トルツメ[]投稿日:01/10/27 15:14 エロ雑誌やってたころ 顔出しNG→目線いれ忘れ 源氏名→本名に
記念すべき第1回から3ヶ月(?)…2010年6月26日「第2回テクニカルDTP勉強会」が開催されましたとさ。 この記事は、今回の内容についてというより、主催者的立場で今回の開催を振り返った内容です。技術情報については期待しないように。あしからず。 何をやるのか、タイトルさえも決めてない勉強会は珍しいかもしれないですが、決まってないからこそ、自分が勉強会に持ち込んだ期待は、実は自分への期待だということに終わった後に気付かされる。 それが、後味が良いという感触の理由かもしれない。 これは参加してみないと分からないもの。 …と、ずぼらな主催者は思うわけです。 設立当初、集まって10人ぐらいでしょう、コソコソやりましょう、という軽いノリで始まったのですが、1回目に引き続き2回目も20名を軽くオーバー! いいですねえ、だんだん訳が分からなくなる。 先日「DTPの勉強部屋」が名古屋で開催されましたが、
DTP Booster 014(Tokyo/100619)、「InDesignをコアとした電子出版に関しての「全部乗せ」的なイベント」に参加してきました! いや〜すごかった!行ってよかった!面白かった! はるばる、自腹で東京まで行ったかいのあるセミナーでしたよ! 会場はぎっしり満員で、聞くと430人ぐらい参加したらしい。それだけ「電子書籍」というものが期待されている現れだと思う。 その430人の参加者が12時半から18時半までみっっちり6時間。8人のスピーカーの話に耳を傾けていた。 8人のスピーカー、電子書籍に関わっているという所だけが共通項で、その関わり方、立場はまったく違う人たち。 当然、電子書籍への考え方もそれぞれの立場からみた考え方で、意見を同じくするところもあれば、まったく反対の考えを述べる部分も。 どちらが正しい、間違っているというのではなく、電子書籍、出版というものが、今これ
お客様各位 いつも印刷.comをご利用くださいまして、誠にありがとうございます。 この度、2009年より運営して参りました「印刷.com」のサービスを、2016年11月30日(水)を持ちまして、終了することとなりましたのでご案内いたします。長年にわたりご愛用いただきましたお客様に、心より感謝申し上げます。 印刷.comに代わるサービスとして今後、ラクスル株式会社が運営する「働く人のネット印刷ラクスル」をぜひご利用ください。 ラクスルのホームページへ ラクスルビジネスはこちらから
フォントって大切だよ♪「往年の個人サイトの復権」を目標に、こっそりとWordPressへ引っ越し中です。あまりにも難しすぎて更新が止まり気味ですが、海のように広い心で見守っていただければと(_ _) おかげさまで人気記事なので、もう少しわかりやすくなるように全体的に書きなおしている最中です。ごめんなさい。 2010-05-21 22:52:55 「後半」 作家さんも編集者さんも残念がってるらしいんで、そういうふうに書き直す。人様の迷惑にならない範囲内で正直なブログにしたいと正直に書いてきたけど、さすがに企業様というか、出版社さんや印刷会社さんに直接拝読していただくのは恐れ多いというか何というか。大手の出版社さんとか国交省の人とかが見に来るなんてブログ始めたころは想定してなかったんだ。2014/07/25 まきばおー モデム さて、驚いたのが、写研のデジタル書体への開放。 ここから書き始め
駄目な日本語を斬る。いい加減な発言も斬る。文化、科学、芸能、政治、暮しと、目にした物は何でも。文句は過激なくらいがいい。 私はDTPの仕事もしているが、印刷会社の下請けの仕事は本当に間尺に合わない。なぜなら、クライアントの言うがままだからである。どんな無理難題を言われても、ごもっともと、その問題を解決しなければいけない。印刷会社がそれを承知で引き受けた仕事だからである。近年は素人でも、製本を除けば、印刷会社にひけをとらないような印刷が出来る。従って、印刷会社は競争が激しい。少しでも仕事が欲しいのである。だから無理を承知で引き受ける。 そうではなくても、クライアントが非常にわがままである。昔は印刷会社に発注するのは編集者だった。クライアントの意向を受けて編集作業をし、完全な原稿を印刷所に入れる。だから無理な注文などはそもそも存在しない。 しかし現在はそうではない。簡単に文書が作れるソフトがあ
今回のDTPの勉強部屋は組版特集でお送りしました。Session 1では出版デザイナーの大熊肇さんが、組版の悪い例と良い例を比較するビフォー・アフター形式のプレゼンテーションをされました。Session 2では「なんでやねんDTP」の大石十三夫さんと「大阪DTPの勉強部屋」を主宰される宮地知さんのお二人が「漢字の字体」と「組版の禁則処理」の講義をされました。今回も開催日の2週間以上前に満席となり、懇親会にも多数の方にご参加いただくことができ、大変な盛況をいただくことができました。 Session 1: 「文字の組み方―組版/見てわかる新常識」 スピーカー:大熊肇氏(出版デザイナー、有限会社トナン、tonan's blog) 出版デザイナー大熊肇さんの執筆により『アイデア』や『デザインノート』を発行する誠文堂新光社から発売された、同名の書籍の内容を中心とした発表でした。 「書体によって字体
Illustratorで文章を扱うとき、矩形エリアに文字を流し込んだままではなく、次の4点は、最低限設定します。 行送りの設定 均等配置(行頭行末揃え/ジャスティファイ) 禁則 文字組み(約物前後や和欧間のスペースの設定) 逆を言えば、Illustratorではポイントテキスト(文字ツールでクリックして入力したテキストオブジェクト)を前提としています。 デフォルトの[行送り]は、文字サイズの175%に設定されています。「(14.4pt)」のように()付きで表示されているときには「自動」行送りになっています。1行あたりの文字数に応じて調整します。 CS以前のIllustratorや、バージョン互換を行ったドキュメントによっては自動行送りが欧文に準じた120%になってしまいます。120%では行送りは狭すぎます。日本語では150-190%程度に設定します。 [段落]パネルの[均等配置(最終行左揃
米アップルの新型情報端末「iPad」を発表するスティーブ・ジョブズ最高経営責任者(CEO)=1月27日、米サンフランシスコ(AP) 「黒船襲来のようなものですよ」 日本文芸家協会副理事長で作家の三田誠広さんはこう表現しながら、米インターネット小売り大手アマゾン・ドット・コムの電子書籍端末「キンドル」や米アップルの新型端末「iPad(アイパッド)」の日本上陸を見つめる。2月1日、国内の主要な出版社でつくる「一般社団法人日本電子書籍出版社協会」が発足した。設立総会は3月の予定で、30社近い参加が見込まれている。新団体の広報担当で講談社の吉沢新一デジタルメディア推進部長は「電子書籍市場の育成や対応のため、共通窓口を作る必要があった」と説明する。書籍のデジタルデータや日本語特有のルビ、外字表記などの規格作りも検討していくという。 × × × 背景には、急速に広がる
2010年02月13日、名古屋で開催された「DTPの勉強部屋 第16回勉強会」で話させていただいた際の前半部、字体・字形関連の話の流れを要約し、関連する当ブログ内へのリンクを……*1。 - ●配付資料→ 名古屋100213_配布資料.pdf (アイコンをクリックするのがベター) ●オマケ→ 名古屋100213_01.pdf (アイコンをクリックするのがベター) ※当頁の配置画像などの元 ※Google docs での表示は粗いですが、ダウンロードしていただくと鮮明です。 - まず、色々な意味で問題になりそうな文字群を例示し、その文字群に普段使っているスクリプトを利用して字形置換テーブルを適用するデモ。 表外漢字を正字に変換するテーブルを適用結果*2 次に人名漢字を旧字体に変換した結果 最後に常用漢字をも旧字体に変換した結果 何故、このようなアホなことをしているのかという理由および「いわゆる
書体を選ぶ モリサワ パスポートやFONTWORKS LETSなどの登場によって、デザイナーはかつてないほどの多書体を使える時代になりました。いろいろなフォントを選ぶのはとても楽しい作業ですが、どれを使っていいのか迷ってしまうことがあります。 声優によって台詞の印象が異なるように、書体には独特のトーンやリズムや思想が存在します。また、ウエイト(太さ)によって声の調子もさまざまに表現できます。どんな内容の台詞をしゃべるのか? しっとりとした調子なのか、とにかく大声で目立ちたいのか、きっと「ぴったりとくる」書体があるはずです。 書体分類には「ゴシック体」や「明朝体」などの分け方もありますが、ここでは便宜的に3つに分類してみましょう。*1 ・活字由来の伝統的書体 多くは活字字母を基本にしてデザインされ、長く使われてきた書体です。主に本文組版を想定してデザインされていますが、見出しに使っても上品な
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