遅ればせながら、千野帽子さんの『俳句いきなり入門』(NHK出版新書)を読みましたです。 アソシエの連載で読んだこととか、ツイッターで千野さんが再三発言されていたことがほとんどだったので、買うほどでもなかったかなあとも思うけれど、俳句を本気でやろうと思って二年弱の身としては、やはりいろいろ腑に落ちることが多かったです。 何回読んでも笑えるのは、千野さんが初めて句会に参加したときのことですね。このリアル再現実況(?)には、わたしも実感&共感&同感、という感じ。けっこう大胆な質問とかしてたよなーと、我が身を振り返って赤面したり。 初めての句会って、やはり右も左も何もわかっていないし、新鮮な驚きに満ちていたものです。 この本の、どこに一番感動したかというと、二つあります(一番と言いながら二つ)。 ひとつは、俳句のルールについて、「正確にはルールではない。マナーだ」と書かれているところ。季語とか定型