プラチナバンドが“ベース”なのはauだけ KDDIがつながりやすさの秘密を各地で説明:800MHz帯+2GHz帯(1/2 ページ) KDDIはこのほど、日本全国の各ブロックで「KDDIの通信品質向上への取り組みに関する説明会」を開催した。札幌・名古屋・大阪で行われた説明会の様子から、“つながりやすさ”を向上させるために同社が各地でどんな取り組みを行っているのか、その様子をお伝えしたい。 auは、いわいる“プラチナバンド”と呼ばれる800MHz帯の周波数を使って広い範囲をエリア化すると同時に、データ通信の伝送レートが高く大容量の高速通信に向く2GHz帯で通信が混み合う場所をカバーしている。こうした複数の周波数(マルチバンド)を使ったエリア構成では、異なる周波数帯のエリアに移るときに通信や通話が途切れたり、境界部でつながりにくくなったりするが、KDDIでは5年をかけて、基地局の追加やパラメータ
電波の帯域を競売によって事業者に割り当てる「周波数オークション」。総務省は導入検討のためにパブリックコメントを募集し、結果を紹介した。オークションの対象帯域に関して業界の意見はさまざまだ。 「すべての帯域を対象にするべき」「放送については周波数オークションによる事業者選定はなじまない」――総務省が周波数オークション導入検討のために募集したパブリックコメントでは、企業ごとの意見の違いが顕著に現れた。5月11日に総務省で行われた「周波数オークションに関する懇談会」の第2回会合で、募集結果の概要が説明された。 周波数オークションとは、電波の帯域を事業者に割り当てる際に、オークション(競売)結果に基づき事業者を決定する方法のこと。日本では現状、比較審査方式により総務省が帯域の割当先を選定しているが、海外ではオークションを採用するケースも多い。 総務省は2010年12月に策定した「光の道」構想に関す
NTTドコモは4月16日、「接続ルールの見直し」に関する報道関係者向け説明会を開催した。同社では、同様の説明会を3月11日にも開催して自社の主張を説明したが、今回はソフトバンクモバイルの孫正義社長の主張を踏まえて、携帯電話で利用される電波の特性や、エリア拡充の手法などが紹介された。 ■ 周波数とエリアの作られ方 熱弁を振るう加藤氏 説明を行ったのは、ドコモ取締役常務執行役員で経営企画部長の加藤 薫氏。技術畑出身という同氏は、電波の周波数とエリアの作られ方の関係から説明をスタートした。 同氏は、まず「たまに『携帯電話は、北海道でも九州でもどこでも繋がりますね。電波が飛んでいくんですね』と言われることがあるが、手元の携帯電話から発信された電波がそこまで飛んでいくわけではない。近くにあるビルや鉄塔のアンテナに接続するだけ」と述べ、携帯電話が使えないケースとして圏外の場合や、高層ビルの上層階にいて
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