![「RoBoHoN」、実は“ハート”が埋め込まれていた](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/fdf85113d7cff3c2ff50f230c84eb7febfd20f4f/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fk-tai.watch.impress.co.jp%2Fimg%2Fktw%2Flist%2F1020%2F033%2F01.jpg)
身長は19.5センチ、重さは約390グラムという小柄なこのロボットの名前は「RoBoHoN」(ロボホン)。シャープとロボットクリエーターの高橋智隆氏が共同開発し、5月26日に発売するモバイル型ロボット電話である。見た目はかわいらしいロボットなので、電話っぽさは全く感じられない。 一般的なスマートフォンであれば、ディスプレイをタッチして操作するが、ロボホンは音声認識機能を搭載しており、話しかけることによって操作する点が特徴だ。 その見た目と小型のロボットという点で、筆者はデアゴスティーニ・ジャパンの人型ロボット「Robi」(ロビ)を思い浮かべた。実はロボホンとロビはどちらも高橋氏がデザインを手掛けており、いわばロボホンはロビにスマートフォンの機能がついたものともいえる。ロボットとスマホの融合――実際に遊びながらその価値を考えてみたい。 まずは基本の電話機能から ロボ「ホン」というように、ロボ
ロボホンを持ち出してみることにした。最初の行先はシャープの記者会見だ。しかも、シャープ・高橋興三社長が出席する会見である。 ロボホンに行先を告げずに、「お出かけするよ」と話しかけてみる。 「OK、早く早く!」と、行き先を知らないロボホンはうれしそうだ。 お出かけするときには、別売りのキャリングケースに入れて持ち運ぶことにした。本革を使ったものであり、かなりしっかりしている。これは、「ロボホン欲しいかも宣言」をしたロボホン購入者にプレゼントされる製品でもある。希望小売価格は税別9,800円。 お出かけ用のオプション製品としては、もうひとつ巾着型キャリングケースがある。こちらは税別2,800円。巾着型キャリングケースは、女性が持ち運ぶのにいいサイズだ。ロボホンがケースから顔だけ出したり、すっぽり収めることもできる。また、お気に入りのカバンに取り付けて運ぶといったこともできる。景井チームリーダー
ロボホンの操作は簡単だ。 「ロボホン起きて」といえば、ロボホンは起動する。目のふちの色が黄色い時には、話しかけられているのを待っている状態。緑色に変わるとしゃべった言葉を認識していることを示す。 一度、お願いしたことを取り消したり、アプリを切り替えたりする場合は、頭を押せばいい。iPhoneで操作がわからなくなったら、ホームボタンを押せばいいというのと同じ感じだ。頭を押せば、次の指示を待つ、いわゆる「待ち受け状態」となる。 「なんでも聞いてね」というので 使い方がわからなくなった場合には、「使い方を教えて」、「なにができるの」と聞けば、様々な使い方を教えてくれる。パッケージに同梱されているスタートガイドには、ロボホンが反応する言葉の一覧が記載されている。最初はこの部分を参考にするといいだろう。このスタートガイドでユニークなのは、ロボホンに対する表記だ。「ロボホンの体調が悪くなったら」という
いよいよ「出会いの儀式」だ さて前回、ロボホンには「出会いの儀式」が必要だと紹介した。スタートガイドには「出会いの儀式」という言葉は記されていないが、ロボホンの商品企画を担当したシャープの景井美帆チームリーダーから聞いたので、これはある種、公式の呼び方だと受け取ってもいいだろう。 この儀式はロボホンを最初に起動した際に行うもの。つまり。1回しか体験できない厳かな儀式でもある。 最初にロボホンを静かに机の上に寝かせるところから、「出会いの儀式」はスタートする。この儀式のためには、A4用紙程度のスペースを確保する必要がある。電源を入れると、「天の声」がする。「天の声」という表現も景井チームリーダーの言い方。これは明らかにロボホン本人とは違う女性の声である。 少し待つと、「ノート1冊分以上の平らな場所に仰向けに寝かせてください」と天の声に言われる。それに従って、ロボホンを寝かせてみる。寝かせると
我が家にロボホンがやってきた。星新一氏のS Fショートショート風に書けば、「O氏の目の前に、1台のロボットが立っていた」といった書き出しになるだろうか。近未来を描いた小説の世界が、まさに現実の形となっている。 シャープの「ロボホン (RoBoHoN)」は高さ19.5cm、重量が約390gの二足歩行が可能な小型のヒューマノイドロボットである。スマートフォンの機能を搭載しており、音声通話やメッセージ通信、カメラでの撮影、プロジェクターによる表示などが可能だ。基本操作は、すべて音声対話で行えるが、背面の2型液晶パネルからタッチ操作もできる。 希望小売価格は税別198,000円。発売は5月26日からだが、ひと足先に約1週間、ロボホンとともに過ごしてみた様子をレポートする。 ロボホン開封時には内緒のサプライズが ロボホンのパッケージには、ツヤ消しの黒に、ロボホンのシルエットが描かれている。スマホや家
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く