ソフトバンクモバイルは4月14日、東日本大震災によって障害が発生していた同社携帯電話サービスのカバーエリアについて、震災前とほぼ同等の状態に回復したと発表した。なお、福島原発付近や、被害が甚大で立ち入りが制限されているエリアは除くという。 今後は、5月末をめどに停波している基地局を復旧させるほか、避難所などに暫定設置している設備を交換することで、震災前と同等のエリアと通話品質を提供できるよう恒久対策を進めるとしている。また、震災で一時的に中断した東北地方における基地局増強の建設工事は、6月以降に順次再開する。 ソフトバンクBBおよびソフトバンクテレコムが提供する固定電話サービスやADSLは、約95%以上まで回復した。同社の東北基幹ルートは震災の被害を受けなかったが、アクセス系設備の被災や停電により、サービスが提供できなくなっていた。一部の地域を除いて設備の復旧や他ルートへの迂回を実施し、現
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