宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、平成28年熊本地震におけるヘリコプターによる救援活動に対して、「災害救援航空機情報共有ネットワーク(D-NET)」の技術を用いた支援を行いました。 総務省消防庁では、消防防災ヘリコプターのより効果的な運用のため、D-NETの技術をナビコムアビエーション株式会社に移転して実用化した「集中管理型消防防災ヘリコプター動態管理システム(以下、「動態管理システム」という)」が運用されています。 全国に配備されている消防防災ヘリコプター全76機がこの動態管理システムに対応可能となるよう導入が進められているところで、現在56機が対応可能な状態になっています。 一方、ドクターヘリの分野では、株式会社ウェザーニューズが開発した「FOSTER-copilot」と「FOSTER-GA」を用いて動態管理を行うシステムが普及しています。 JAXAは、熊本地震における救援活動におい