台湾のHTCは、2日(米国時間)の米Appleによる特許侵害訴訟表明以来守っていた沈黙を打ち破り、公式にAppleに対して反論を行った。またNew York Timesの報道によれば、Googleの協力を得てAppleへの反訴を予定しているという。 2日にAppleによって起こされた訴訟では、スマートフォンにおけるマルチタッチUIやソフトウェア技術、ハードウェアの構造に関する技術などの特許侵害がうたわれており、徐々に増え続けるAndroid携帯への牽制としてHTCをターゲットにしたことが指摘されていた。Androidに最もコミットしているメーカーの1つであるHTCをターゲットにすることはある意味で理にかなっているが、本当の狙いはその背後にいる「Google」であることはほぼ周知の事実だ。 今回のHTCの主張によれば、同社は特許といった知的所有権(IP)の保護や他の技術メーカーの尊敬を強く訴