NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル、UQコミュニケーションズの4社が、2014年の年頭所感を発表した。 2013年は、携帯キャリア3社のLTEネットワーク競争が激化した年だった。KDDIは800MHz帯のLTEを全面に打ち出し、ソフトバンクは同社とイー・アクセスのネットワーク利用した下り最大37.5Mbpsの「ダブルLTE」と、下り最大75Mbpsの「倍速ダブルLTE」を開始した。ドコモは1.7GHz帯(1.8GHz帯)で下り最大150MbpsのLTEを開始し、2014年は、LTEのネットワークで音声通話を行う「VoLTE」導入の期待も高まる。また、ドコモがiPhoneの取り扱いを始めたことで、3社でiPhoneが出そろった。2014年はネットワーク、端末、料金、サービスで、各社がどう差別化していくのかに、いっそう注目が集まる。 競争力の強化で「総合力ナンバーワン」を目指す――N