私たちは、テレビ、映画、音楽等のエンターテインメントに関わる各関係者に対して、ドラマ・映画の放送・放映自粛、及びCDの発売自粛について、冷静かつ慎重な対応をすることを求めます。 近年、芸能人が不祥事等を起こした場合、その芸能人が出演している番組・ドラマ・映画等の放送及びCD等の発売を自粛する傾向が強まっております。 確かにCMに関しては、クライアント企業のイメージや商品に影響があることは否定することはできません。実際、広告出演契約には、芸能人の「イメージ保持」に関する条項があるのが一般であり、契約上、芸能人は「イメージの保持」を強く求められています。 しかし、近年の各自粛の流れは、芸能人の不祥事やその影響力を具体的に吟味することなく、過度に反応し、全てを自粛・削除する傾向が強まっております。そして、この傾向に対しては、多くのクリエイターたちが「作品そのものには罪がない」として、過度な自粛に