2010年6月19日,サッカーの「2010 FIFA ワールドカップ」の日本対オランダ戦を見てきました。といっても残念ながら南アフリカではなく,横浜の映画館で実施された,3次元(3D)でのパブリック・ビューイングに行ってきました(関連記事)。 単に3D放送を大型スクリーンで見ただけ,とも言えますが,やはり大勢で見る一体感,そして3D映像であることの高い臨場感への期待から,実際にスタジアムに向かうようなワクワクする気持ちで出かけました。これまでの取材で断片的に見たスポーツ中継の3D映像の多くは確かに美しく,まるでスタジアムの特等席で見ているような印象を与えるものだったからです。 こう書くと,今回はひどく期待はずれだった,と続きそうですが,そんなことはありません。瞬間瞬間の映像は,期待以上でした。というのは,今回は,3D映像撮影のノウハウ不足に起因するいくつかの課題がほとんど解消していたからで