Microsoftの前途には、困難な課題が待ち受けている。スマートフォン分野で「Windows」の存在感を再び高めなければならない。 その課題を認識してか、世界最大のソフトウェアメーカーであるMicrosoftは米国時間6月17日、幹部陣の再編を発表した。最も注目すべき変更は、Stephen Elop氏が同社を去ることだ。Elop氏が担当していたデバイス事業(スマートフォンも含まれる)は、Terry Myerson氏の率いるOSグループに統合される。 「当社の戦略、特に中核となる3つの大望を達成するために、エンジニアリングの取り組みと能力を調整しているところだ。この変更によって、顧客に愛される優れた製品とサービスを、もっと早いペースで提供できるようになる」。Microsoftの最高経営責任者(CEO)であるSatya Nadella氏は、従業員に宛てた電子メールでこう語った。 今回の再編は
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