日韓ビジネスコンサルタント 劉明鎬(在日経歴20年) ソニーはブラウン管時代にテレビ市場で世界トップの座を占めていた。トロニトロンという圧倒的な技術で世界をリードしていた。しかし、2000年に液晶パネルを使ったデジタルテレビの時代が到来し、ソニーはサムソンとLGに追い越されるようになる。サムソンはその後、9年間世界テレビ市場の首位の座を維持し、LGも2位をキープしてきた。 2015年の第1四半期、サムソンとLGはシェアでは1位と2位は維持したが、4年ぶりにテレビ事業で赤字を計上することとなる。一方、ソニーは10年以上赤字を計上していたが、15年の第1四半期に11年ぶりに黒字に転換し、83億円の黒字を記録している。 サムソン電子は、今年の第1四半期にテレビ、白物家電などの生活家電部門で1,400億ウォンの営業損失を計上した。赤字の主な要因はテレビ事業の苦戦である。テレビ事業がメインであるビジ
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