12月21日、欧州委員会は、韓国サムスン電子が独占的な地位を乱用して、携帯電話の利用に不可欠とされる特許を米アップルに使用させないよう不当に働き掛けていたとする暫定判断を下した。ソウルのサムスン本社で昨年10月撮影(2012年 ロイター/Jo Yong-Hak) [ブリュッセル 21日 ロイター] 欧州委員会は21日、韓国サムスン電子<005930.KS>が独占的な地位を乱用して、携帯電話の利用に不可欠とされる特許をライバルの米アップルに使用させないよう不当に働き掛けていたとする暫定判断を下した。 問題となっているのは、欧州連合(EU)の第3世代携帯電話(3G)通信規格「UMTS」に関連するサムスン電子の標準必須特許。欧州委によると、欧州で採用された当時、サムスン電子はライバル企業に対して、特許のライセンスを公正に供与する考えを示していた。
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