「モバイルの高速化は限界に近づいている」,Qualcomm社のCEOに聞く 米Qualcomm社 Paul E.Jacobs氏 LTEやWiMAX,HSPA Evolutionなど,移動体通信の世界に今,新たな技術が導入されようとしている。システム構成によっては,現行の10倍以上となる数十Mビット/秒~100Mビット/秒の高速データ通信が移動体環境で実現される可能性がある。このような新技術を,移動体通信機器向けチップセットを手掛けるQualcomm社はどのように分析しているのか。同社CEOのPaul E.Jacobs氏に,移動体通信の将来を聞いた。 ――現在,移動体通信の世界では,LTEやWiMAXなど,伝送速度の向上を目指してOFDMAを採用する方式に注目が集まっている。Qualcomm社はこの状況をどう見ているか。 Jacobs氏 まず,ユーザー・スループットを向上させる無線リンクの改
UPDATE Verizon Wirelessは今週2度目となる技術計画の変更の発表を行った。 同社は、他社のデバイスとアプリケーションにネットワークを解放する計画を発表してから2日後、将来のネットワーキング技術について、変更を予定していることを発表した。 Verizon Wirelessの共同所有者であるVerizon CommunicationsとVodafoneは、Verizonの現在のパートナーが支持するUMB(Ultra Mobile Broadband)規格ではなく、GSM業界が支持するLTE(Long Term Evolution)規格を採用する計画である。 業界への影響は多々あるが、携帯電話の利用者への影響は単純だ。現在、VerizonまたはSprintと契約している利用者が世界各地を旅行する場合、旅行先で通話するには携帯電話をレンタルする必要がある。LTEへの移行により、
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