日銀が保有する上場投資信託(ETF)の含み益が膨張している。日銀は27日、2021年3月末時点の含み益が15兆4444億円になったと発表した。株式相場が下げた局面での買いを徹底した成果が足元の株高で一気に結実し、20年3月末に比べ50倍の規模に膨らんだ。一方、5月のETF購入額はいまだゼロ。買い入れを控える姿勢を明確にしており、市場では「ステルス・テーパリング(隠れた緩和縮小)が進んでいる」との
[東京 22日] - 2015年も日本株を取り巻く環境は、良好である。背景には大別して次の5つの好材料がある。国内景気の持ち直し、企業収益の拡大、株主還元の強化、国内年金基金のポートフォリオシフト継続、日銀の追加金融緩和期待だ。 2015年中の日経平均株価については、下値めどを1万7000円、年央および年末のターゲットをともに1万8000円(1ドル120円)と予想している。日経平均株価ベースの1株当たり利益は1000円/株を上回り、予想株価収益率(PER)は18倍弱だが、円安サイクルであることを考えると、大幅な割高感はない。 アップサイドは小さいが、2015年は大きな政策イベントがないため、短期筋が売買を主導する東京株式市場で日経平均株価が1万8000円を安定的に維持するのは、実はそれほど容易ではない。むしろ、ファンダメンタルやコーポレートガバナンスの改善が良質な長期資金を呼び込み、市場に
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