6月27日、 ウクライナがおよそ2年前から西側諸国に供与を求めていたF16戦闘機の第1弾が来月、ようやく到着する。 写真は2023年8月、デンマーク南部ボエンスの空軍基地で、F16戦闘機の操縦席に座るウクライナのゼレンスキー大統領(左)とデンマークのフレデリクセン首相(2024年 ロイター/Ritzau Scanpix/Mads Claus Rasmussen)
![情報BOX:ウクライナに来月F16到着、戦況は変わるか](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/27a2580c497d6aab0939baed3fdde45a4859faba/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.reuters.com%2Fresizer%2Fv2%2FQH6OTICROZKC5DPZTK5ZBULXII.jpg%3Fauth%3D17c5d35e25b46a35fb120a63873968fededd7d7425f9e383fb4d765de8f0d159%26height%3D1005%26width%3D1920%26quality%3D80%26smart%3Dtrue)
軍事航空、ISR、 無人機、サイバー、宇宙、安全保障、最新技術....変化が激しい防衛産業、軍事航空、軍用機、防衛関連宇宙開発、情報収集手段としてのISR、電子戦等の最新技術動向を海外メディアからご紹介します。民間航空のニュースは「ターミナル1」をご覧ください。また、航空事故関連はT4へどうぞ。無断転載を禁じます。YouTubeでご利用の際はあらかじめご連絡ください。 ウクライナがずっと求めてきたF-16がヨーロッパからの供与と云う形でついに戦力として加わることになります。ただし、パイロット養成が限られていることにウクライナは不満のようです。同機が戦場に加わると何が変わるのか、変わらないのかSandboxx Newsが分析していますのでご紹介しましょう。それにしてもバイデン政権の優柔不断さに巻き込まれたウクライナが不憫でなりません。 ベルギーは、現在進行中のロシア侵攻に対するウクライナを支
オランダとデンマークを訪問したゼレンスキー大統領は「F-16提供で合意した」と発表、まだ「オランダ42機+デンマーク19機=61機」になるのか「オランダ23機+デンマーク19機=42機」になるのかは確定していないが、最低でも2025年までに42機が提供される見込みだ。 参考:President following the meeting with Mette Frederiksen: We have agreed on the transfer of 19 F-16 jets by Denmark 参考:President following the negotiations in the Netherlands: We will use F-16 to keep Russian terrorists away from Ukrainian cities and villages 参考:Д
英国のウォレス国防相はウクライナ人パイロットの訓練が終わる時期について「最短でも35ヶ月かかるため恐らく戦後になる」と主張したが、経験豊富なF-16の元教官も「飛ばすだけなら数ヶ月で可能だが実戦に出るには何年もかかる」と述べている。 参考:This Is How Long It Would Really Take Ukraine’s Pilots To Convert To F-16s 機体や兵器の仕組みについて熟練する期間や戦術的な飛行訓練を短縮することは不可能経験豊富なF-16の元教官だった人物は「ウィングマークを取得したばかりの新人パイロットがF-16を飛ばすには270日間に及ぶ訓練を受けなければならないが、欧米製の戦闘機で500時間程度の飛行経験があるパイロットなら最短69日(機種転換プログラム)でF-16を飛ばせるようになる」と説明、但し「69日」という数字は教官が使用する言語に
Kubernetesを自動車に載せるというデンソーの発表事例を紹介した6月の記事「Kubernetesを自動車に載せる、デンソーが「Misaki」を発表。年内にもオープンソースとして公開」は多くの読者に読まれました。 このデンソーの発表の中で、(記事では省略していますが)先行事例として米国防省がKubernetesとIstioをF16ジェット戦闘機に載せたことが触れられています。 これは2019年11月にサンディエゴで行われたイベント「KubeCon+CloudNativeCon North America 2019」で行われたセッション「How the Department of Defense Moved to Kubernetes and Istio」で紹介されたものです。 セッション中では国防省がコンテナとKubernetesを基盤にCI/CDに取り組んでいること、MVP(Mini
米空軍とロッキード・マーティンは戦闘機F-16Vの輸出を加速するためコモディティ化を進めていると報じられている。 参考:How Lockheed Martin plans to speed up sales with commoditized F-16 F-16Vを売りまくるため仕様を標準化と固定価格導入を進めるロッキード・マーティンジェネラル・ダイナミクスが1970年代に開発した戦闘機F-16ファイティング・ファルコンは計28ヶ国で採用され累計生産数は4,600機以上、2019年時点で2,280機が運用中というベストセラー戦闘機だが、同機の改良は絶え間なく続けられており最新のF-16V(Block70)には各国から発注が殺到している状況だ。 因みに2,280機という数字は世界中で運用される戦闘機の約16%に相当すると言われており、どれだけF-16が世界中で愛されているかが良く分かる。 米
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く