[ロサンゼルス 22日 ロイター] - 脚本家のカイラ・ジョーンズ氏は、米動画配信サービスHulu(フールー)のコメディードラマ「ウォーク」の製作チームへ参加を決めた時、経済的には痛手を受けるだろうと覚悟していた。 この作品のオンラインレンタルによる売り上げからジョーンズ氏が報酬として初めて受け取った金額は、税引き前でたった4ドル(約550円)。辛うじてラテを1杯買える程度だ。同作品のストリーミングサービスでジョーンズ氏が受け取った二次使用料の合計は、米ABCテレビのドラマ「クイーンズ」の1話分の脚本執筆で受け取った二次使用料1万2000ドルの3分の1だった。