LEDは一粒点灯しないだけでも車検には通らない 国産車では2003年ごろから普及し始めたLEDのテールランプ。従来の電球よりも明るいし、消費電力は少ないし、点灯・消灯の応答速度も早く、長寿命でメンテナンスフリーとメリットが多い。 その反面、LEDテールランプにもデメリットがある。それはLEDの球切れ……。 LEDのテールランプは、複数のLEDを組み合わせてひとつのライトになっている。本来長寿命がウリのLEDだが、15年近く前の純正LEDテールランプとなると、10数個で構成されるテールランプのLEDが球切れを起こすクルマが増えてきている。 LEDテールランプに潜む罠画像はこちら たくさんあるLEDのひとつぐらい球切れを起こしても、走行には何の支障もないのでは?と思うだろうが、独立行政法人自動車技術総合機構によると、「LEDのテールランプは、ひとつでも切れていると、『不点灯灯火』となり保安基準