[マーシュハーバー(バハマ) 6日 ロイター] - ロイターの依頼でハリケーン「ドリアン」の写真を撮るためマーシュハーバーに向かった私は、飛行機に乗る前、バハマで消防救急士として働く従兄弟に連絡した。彼は電話を切る直前、謎めいたアドバイスをくれた。「ロープを持ってくるのを忘れないように」。 9月6日、ロイターの依頼でハリケーン「ドリアン」の写真を撮るためマーシュハーバーに向かった私は、飛行機に乗る前、バハマで消防救急士として働く従兄弟に連絡した。写真は被害を受けたマーシュハーバー。2日撮影(2019年 ロイター/Dante Carrer) 振り返ってみれば、そのロープが私の命を救ってくれたのかもしれない。 私はバハマの首都、ナッソーの出身だ。フリーランスのフォトグラファーとして約3年間、ロイターのために写真を撮っている。ほとんどはハリケーンの写真だ。 最近まで私が目にした最悪のハリケーンは
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