もういちど貧困問題を根っこから考える 山形浩生訳 [大好評4刷] 「はじめに」PDF公開中。さらに巻末の「網羅的な結論にかえて」の一部も公開中 食うにも困るモロッコの男性がテレビを持っているのはなぜ 貧困地域の子供たちが学校に行けるのになかなか勉強できるようにならないのはなぜ 最貧困にある人たちが食費の7%を砂糖にあてるのはなぜ 子供が多いとほんとうに貧しくなるの 「外国援助は役に立つのか、立たないのか」「自由市場に任せるべきか否か」といったJ. サックスやW. イースタリーらの論点を越えて、本書はこう言います。「世界の問題について何を言おうと、手の届く解決策を論じなければ、進歩よりは麻痺に陥ってしまうのです。だからこそ、外国援助全般についてあれこれ考えるよりも、具体的な問題とその個別の答えを考えるほうがずっと役に立ちます」 食糧、医療、教育、子作り、お金のやり繰り、マイクロファイナンス、