残念ながら、もはや見慣れた光景となってしまった「中韓での反日運動」と「日本での嫌中・憎韓運動」。しかし、それらの現象を単なる“隣国憎悪”で片付けてしまっては、事を見誤ってしまうこともあるようだ。“愛国者”や“排外主義者”の皮をかぶりながら、そろばん勘定を欠かさない連中は果たして何者なのだろうか? ◆中国による山林買収の裏で日本人ブローカーが暗躍 「中国人が北海道の山林を買い漁っている」という報道を記憶している人も多いだろう。そこには“中国が日本の国土を侵食する”というニュアンスが含まれていたが、その渦中でもっともずる賢く立ち回ったのは実は日本人だったという。北海道に住むある中国人経営者は「本当に荒稼ぎをしたのは、売国奴ともいえる日本人ブローカーたちだ」と声を潜めて語る。 「香港系ファンドに山林を紹介して仲介料を稼ぐ日本人ブローカーがいるんですよ。彼らは、反中感情が高まった日本人に向けて中国
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