タグ

ブックマーク / dailyportalz.jp (361)

  • 南海電鉄の社員食堂はすごく入りづらいけどいい

    大阪在住のフリーライター。酒場めぐりと平日昼間の散歩が趣味。1,000円以内で楽しめることはだいたい大好きです。テクノラップバンド「チミドロ」のリーダーとしても活動しています。(動画インタビュー) 前の記事:どこにも行かずに地元大阪の駅弁をべてみる大会 南海電鉄なんば駅にやってきた。 「なんばCITY」「なんばパークス」といった商業施設とも直結している駅 大阪を代表する繁華街・ミナミにある駅で、和歌山市駅方面へ向かう電車や、関西国際空港行きの特急電車、高野山方面へ向かう電車などの始発駅になっている。南海電鉄の社員向け堂は、この駅の改札内にある。 堂を利用するには改札を通る必要がある ホームには、なんば駅と関西空港駅を短い時間で結ぶ特急列車「ラピート」が停車していた。甲冑を思わせるような、『キン肉マン』のロビンマスクみたいな、すごいデザインだ。 独特のフォルムに見とれる かっこいい 顔

    南海電鉄の社員食堂はすごく入りづらいけどいい
    kaoruw
    kaoruw 2022/03/20
    南海電鉄なんば駅と堺駅。こういう特殊立地の飲食店大好き。
  • 4歳の子どもと東京で一番大きなすべり台に行く

    1987年東京出身。会社員。ハンバーグやカレーやチキンライスなどが好物なので、舌が子供すぎやしないかと心配になるときがある。だがコーヒーはブラックでも飲める。動画インタビュー 前の記事:土曜のお便り 〜死についてごちゃごちゃ言うクマ ずっと一緒にいてずっとすべり台 うちには4歳の子どもがいる。感染症が流行している影響で保育園に行けなくなり、ここ何週間かずっと一緒にいる。ずっと一緒にいて何をしているのかというと公園という公園に出かけてすべり台を楽しんでいる。 すべり台。 僕も一緒にすべる。もちろん楽しいのだが「なるほど、こういう感じか」と分かると飽きてしまう。大人なのだ。寒いし。 子どもはなかなか飽きないのですべる様子をぼーっと見つめ続けることになる。頭が痺れてくる。 違う場所に行きたい。子どもにも新しい刺激を与えたい。そんな気持ちで、東京で一番大きなすべり台を提案した。 トルー(筆者):(

    4歳の子どもと東京で一番大きなすべり台に行く
    kaoruw
    kaoruw 2022/02/10
    私小説の一場面のよう。青梅市花木園。
  • 「炒」「爆」「炸」…中華料理のメニューで使われる漢字を学ぶ

    海外旅行とピクニック、あとビールが好き。なで肩が過ぎるので、サラリーマンのくせに側頭部と肩で受話器をホールドするやつができない。 前の記事:「非常用持ち出し袋」は旅行気分で用意しよう > 個人サイト つるんとしている 深遠なる中華炒めの世界 おれが以前から秘かに興味を持っている語学といえば、アラスカ先住民文字、エスペラント語、宜蘭クレオール、ゲール語、モンゴル文字など、日常生活で役に立つ場面がきわめて少ない(趣味性の高い)言葉ばかり。それらと比較すれば、10億人が話す中国語を勉強すれば圧倒的な実益が見込めるだろう。 特に「料理分野」なら、最近は日の街中でも生身の中国語に触れる機会がそれなりにある。池袋や西川口は日人向けにアレンジされていない中華料理屋=「ガチ中華」の街として有名だけど、いま全国的にこうした全力投球の中華料理が体験できる街が注目されつつあるからだ。 おれが住む大阪の場合は

    「炒」「爆」「炸」…中華料理のメニューで使われる漢字を学ぶ
  • キャビアをお茶碗いっぱい食べてみたい!

    1984年生まれ岡山のど田舎在住。技術的な事を探求するのが趣味。お皿を作って売っていたりもする。思い付いた事はやってみないと気がすまない性格。(動画インタビュー) 前の記事:時間を自由にあやつりたい ~遅く感じる動画・早く感じる動画~ > 個人サイト オカモトラボ そもそもキャビアとは? キャビアをお茶碗いっぱいべてみたいと思ったものの、そもそも僕はキャビアが何なのかさえよく分かっていない。 お茶碗いっぱいどころかほとんどべたことがないからだ。 調べてみるとキャビアとはチョウザメ(蝶鮫)という魚の卵らしい。 キャビアは外国産の印象が強いが日国内でも作られている。国内最大級の養殖場が僕が住んでいる岡山県内にあるということで、キャビアについてお話を聞きに行くことにした。 養殖場があるのは岡山県の北西にある新見(にいみ)市。 養殖場といえば海の近くにありそうだが、その予想とは裏腹に海からは

    キャビアをお茶碗いっぱい食べてみたい!
  • スポンジというより化学物質 スポンジ新乾覚

    インターネットにラブとコメディを振りまく、たのしいよみものサイトです。 前の記事:セブンティーンアイスの自販機はなぜスイミングスクールにあるのか? > 個人サイト デイリーポータルZ 推す飯 第九回(飯じゃなくて日用品編) 「推す飯」とは、明るくてらいない気持ちでただ好きな飯を推す活動です。第九回の今回は飯といいつつ愛用の日用品を持ち寄りリモートで試しました。参加者はライター地主恵亮、ぬっきぃ、3yk(みゆき)と編集部から古賀です。 matsukiyoマイクロファイバーぞうきん(3yk(みゆき)の推し) 台所スポンジ新乾覚 (ぬっきぃの推し) 磨きやすい歯ブラシ 極 先細毛 そのほか口内衛生一式(地主・3ykの推し) 入浴剤 きき湯 ファインヒートリセットナイト(ぬっきぃの推し) 第一回 第二回 第三回 第四回 第五回 第六回 第七回 第八回 出会いはディスカウントストア、ジェーソン ぬっ

    スポンジというより化学物質 スポンジ新乾覚
  • みんなYouTubeでなに見てるの?

    テレワークになって人と会わなくなって、「あの動画見た?」みたいなどうでもいい会話をしなくなった。 そこまでカジュアルだとチャットでもなかなか送りにくい。 そこで真正面からデイリーのライターになにを見ているのか聞いてみました。 (編集とコメント:林雄司)

    みんなYouTubeでなに見てるの?
  • 今しか見られない東京を見に行く~地元の人頼りの旅in東京都~

    行く先々で「うちの会社にはいないタイプだよね」と言われるが、人はそんなこともないと思っている。愛知県出身。むかない安藤。(動画インタビュー) 前の記事:今の東京を楽しもう~地元の人頼りの旅in東京都~ > 個人サイト むかない安藤 Twitter 旅は日橋から 前回にひきつづき「地元の人頼りの旅」は東京編。あらかじめ読者からおすすめを聞いておいた。 ふらっと旅行に行くにも気を使う時期なので、それならば東京の中でまだ行ったことがないところに行っておくのもいいだろう。 最初は日橋である。 日橋はいろんなものの起点な感じがする。そういう意味でこの企画も日橋から始めるべきだったのかもしれない(前編では美味しいカレー屋さんから始まりました)。 堂々と「日橋」と掲げられたこれは首都高速道路である。当の日橋はその下だ。 日橋って書いてるけどおまえ首都高だからな。 日橋こっち。 読者か

    今しか見られない東京を見に行く~地元の人頼りの旅in東京都~
  • 単位が「銭」の切手は使えるのか?〜使ったことがない郵便サービスを使ってみる

    郵便で送れるものといえば、ハガキ、封書、郵便小包などがあるけれど、それだけではない、いろいろの郵便サービスを郵便局は行っている。 中にはあまり使われていない郵便サービスや、知られていないしくみなども多い。 今回、使ったことがない郵便サービスを使って、郵便を出してみた。 ところで、ハガキと封書の郵便料金って今いくら? ハガキや封書を日常的にやり取りしているひと、いまはほとんどいないだろう。現在 のハガキ、封書それぞれの郵便料金が即答できるひとはどれだけいるだろうか。 近年は、消費税の増税にともない、郵便料金が短い期間でなんども値上がりしたため、いく らだったのか分かりづらいというのもあるかもしれない。 1981年に2ヶ月ちょっとだけ、はがき30円の時代があっ た 2019(令和元)年の10月からは、郵便料金は、はがき63円、封書84 円となっているが、封書もはがきも

    単位が「銭」の切手は使えるのか?〜使ったことがない郵便サービスを使ってみる
  • 人気の記事まとめ

    デイリーポータルZには過去記事が1万以上あります。どれを読んでいいか途方に暮れてしまいますね。そこで人気記事をまとめてみました! はじめてデイリーに来た人にまずこれを読んでほしいぞ、というまとめでもあります。どうぞご覧ください。

    人気の記事まとめ
    kaoruw
    kaoruw 2021/05/18
  • ご近所の名店「龍正軒」50年の全歴史

    1978年東京生まれ。酒場ライター。著書に『酒場っ子』『つつまし酒』『天国酒場』など。ライター・スズキナオとのユニット「酒の穴」としても活動中。 前の記事:マックのハンバーガーにキムチを挟むと新鮮 僕と「龍正軒」の出会い 今回の舞台「龍正軒」 東京都練馬区、西武池袋線の石神井公園駅から徒歩10分ほどの街道沿い。土地勘のある方にわかりやすく説明するならば「石神井警察署」の目の前に、「龍正軒」という小さな中華料理屋があった。 WEB上の情報だと「りゅうせいけん」と書いてあったりするけど、ご主人が「りゅうしょうけん」と言っていたから、それが正しい読みのはず。 僕は石神井公園に住んでいて、仕事場がこの近くなこともあり、何年も前からよく前を通っていたからその存在を知っていた。けれども、なんとなく、当にただなんとなく、行く機会のないまま過ごしていた。 ところが先日、同じ仕事場で働く編集者さんと打ち合

    ご近所の名店「龍正軒」50年の全歴史
  • 郵便で世界中の人とポストカードの交換ができる「ポストクロッシング」とはなにか?

    今年に入ってから、世界中の人と、ポストカードの交換をすることができる「ポストクロッシング」というサービスに登録して、海外の人とポストカードのやりとりをしているのだが、これがなかなかおもしろい。 「ポストクロッシング」とはいったいどんなサービスで、どこがどんなふうにおもしろいのかを、説明させてほしい。 海外から手紙が勝手に届くおもしろさ いま、海外友人、知人が住んでいたとしても、まずはネットを使って電子メールやらSNSやらでやり取りするのが普通で、わざわざハガキや手紙をやりとりするようなことはしないとおもう。 しかしながら、自宅の郵便受けに海外からのポストカードが入っているのは、電子メールの受信箱にメールが入っているのとはまったく違う、格別の感慨がある。 郵便受けのチェックが日課になる この「海外から手紙が勝手に届く」というおもしろいしくみを、インターネットを使って実現したのが「ポストクロ

    郵便で世界中の人とポストカードの交換ができる「ポストクロッシング」とはなにか?
  • デンマークからスウェーデンへは深夜2時でも帰れる

    1986年東京生まれ。ベルリン在住のイラストレーター兼日英翻訳者。サウジアラビアに住んでいたことがある。好きなものは米と言語。 前の記事:全裸の集団が野外を行進! 〜ドイツ田舎で体験した奇想天外なサウナ > 個人サイト words and pictures 深夜にデンマークからスウェーデンに帰って行った人 今から数年前、コペンハーゲンに住む友人の家に遊びに行ったことがある。 ちょうどその日は友人の誕生日で、彼の家には友達が集まっていた。飲んだりしているうちに深夜になり、パーティーがお開きになる頃、スウェーデンから遊びに来ていた人が言った。 日のような島国出身の人間としては、ヨーロッパという陸続きの国境だらけの大陸には圧倒されることが多い。 が、ここはデンマーク。デンマークとスウェーデンの間には海があったはずだが?! コペンハーゲンとスウェーデンを結ぶ「オーレスン橋」 確かにデンマークと

    デンマークからスウェーデンへは深夜2時でも帰れる
    kaoruw
    kaoruw 2021/04/27
    「スウェーデンの方が家賃と物価が安いのと、コペンハーゲンの方が仕事が見つけやすいのが理由かな。コペンハーゲンの給料もマルメより高い」「デンマークの方がお酒が安い」
  • そして僕は途方に暮れてみる :: デイリーポータルZ

    仕事や生き方に行き詰まり、どうしていいかわからなくなる。規模の大小はいろいろあるにせよ、誰にでもそういうことはあるだろう。「途方に暮れる」というやつだ。 ああ、どうしよう。もうわかんねえ。どうにかしないといけないのに、なんにもできない。 もちろん、状況としては好ましくないものであるわけだ。しかし、壁に突き当たってどうしようもなくなるあの感覚は、少し自分を客観的に見ることができれば、実はちょっと面白かったりもする。 当に途方に暮れるのはつらいことでもあるだろうが、意図的に途方に暮れたならば、そのおかしみの方だけ味わうことができないだろうか。そういうわけで、やってみました。 (小野法師丸) 意図的に途方に暮れたい 「途方に暮れる」という言葉と向き合うとき、30歳代後半の私に自然と思い浮かんでくるのは、大沢誉志幸の「そして僕は途方に暮れる」という曲だ。 1984年の曲というから、2009年の今

  • 1987年、バブル沸き立つ「世界都市東京」で「新人類的東京人」となる条件とは?

    バブル時代の勢いを感じたい。 1989年生まれの自分にとっては、もう生まれているのにバブーと訳も分からず経験できなかった時代だ。 それが前からもどかしかった。 1987年の雑誌『東京人』を読んでみたら、その圧倒的な自信に満ち溢れた空気と、東京が描いていた壮大な未来像を垣間見れて驚きの連続だった。 『東京人』という1986年発刊の雑誌をご存知だろうか。 その名の通り東京に関する月刊情報誌で、暗渠特集や井上ひさし特集、純喫茶特集など、良い意味で枯れた大人の趣味といった感じの雑誌だ。 最新号は「シティ・ポップが生まれたまち 1970-80年代TOKYO」という特集が話題を集めているが、今回手に入れたのは、まさにその80年代当時の雑誌である。 発刊まもない『東京人 第6号 春』(教育出版株式会社,1987年) 元はといえば『ザ・ニューヨーカー』を目指して作られた雑誌というだけあって、これが結構とが

    1987年、バブル沸き立つ「世界都市東京」で「新人類的東京人」となる条件とは?
  • 「回送でも停まる」タクシーの運転手さんと街を歩く

    専門家と街を歩くシリーズ、今回は個人タクシーの運転手さんと東急田園都市線三軒茶屋駅を歩く。 道路が一車線から二車線になるとタクシーはどうなるのか? タクシー乗り場がないと街はどうなるのか? タクシーの運転手さんが見ていた景色はちがっていた。そんなタクシー中心の目線で街を歩こう。 今回案内してくれるのは個人タクシーの運転手であり、ライターでもあるぜつさん。街歩きの場所として三軒茶屋駅を指定していただいた。それもタクシー的におもしろい街なんだそうだ。 ぜつさん(左)は個人タクシーの運転手。webマスター林さん(右)と歩く そもそも個人タクシーって? 林 :個人タクシーってなるの大変なんじゃないですか? ぜつ: まず10年間のタクシー経験、これは全年齢必須なんですけど、35歳よりも手前ですとそれに加えて同一の会社で10年間雇用、他の会社に変わるとそこでリセットという形になるんですよ。さらに無事故

    「回送でも停まる」タクシーの運転手さんと街を歩く
  • 1時間前の自分を見ながら飲む「録画飲み会」がおもしろい

    「録画飲み会」のやり方 簡単にやり方を説明すると ①前半はふつうに飲み会をし、録画しておく ②後半はその動画を見ながら飲む。これだけである 自粛と録画のしやすさも考え、今回はリモート飲み会の形式をとった。 参加者はこちら。郡司さんと鳴海さんは初対面だ。みんな「もう録画してる?」「まずは普通に飲むだけでいいの?」と探りさぐりである。 そして乾杯をした。録画しているが、特に緊張することもない。 当にただの飲み会だった。「これ見返して面白いかな…?」と途中不安になる。 あっという間に1時間がたった。 後半戦「振り返り」開始 あとは前半の飲み会の様子をみながら、お酒を飲むだけだ。まずは画面共有で録画をうつした。 左が1時間前の私たち、右がそれを見ている現在の飲み会だ。カオスだったので、これ以降は現在と過去の枠をつけます。 まず2人で待っていると 日西さん(過去)が「こんにちわぁ↑↑」と前髪をなお

    1時間前の自分を見ながら飲む「録画飲み会」がおもしろい
    kaoruw
    kaoruw 2021/02/20
    よくこんなこと思いつくなあ…
  • 新幹線の車窓動画を見ながら飲む

    1971年東京生まれ。デイリーポータルZウェブマスター。主にインターネットと世田谷区で活動。 編著書は「死ぬかと思った」(アスペクト)など。イカの沖漬けが世界一うまいべものだと思ってる。(動画インタビュー) 前の記事:エアデート入門(デジタルリマスター版) > 個人サイト webやぎの目 ホームパーティーで料理を仕込むように、リモート飲み会用の動画を仕込む 車窓動画はYouTubeにたくさんアップされているが、権利関係をクリアにしたいので自分で撮ることにした。いや、いま嘘をついた。自分で撮ってみたかったのだ。 12月に開催された大垣メイカーフェアの帰り、東京に戻らずに逆方向の大阪に向かい一泊した。 翌朝、撮影しながら帰京する。 12月上旬、大阪は人が少なかった 窓際のA席に陣取ってカメラを設置した。 冬の太平洋側はたいてい晴れている カメラと窓を両面テープ(ノリが残らないやつですよ)で固

    新幹線の車窓動画を見ながら飲む
  • 東京都立大学は、平成初期の雰囲気を色濃く残す未来の文化遺産だ

    令和も3年目。 コロナ禍を経て、もはや平成は遠くなりにけり…である。 最近では『mid90s ミッドナインティーズ』という映画がヒットするほど、特に平成初期は懐かしい時代となった。 そんな古き良き90年代を一身に感じられるスポットが、東京郊外の八王子市にある。 1991年にできた東京都立大学*南大沢キャンパスである。 多摩ニュータウンの西の果てに作られたこのキャンパスは、令和になってあたらめてみると、平成初期の類まれなユニークさとダイナミックさを今に伝えるカッコいい場所なのだ。 (*旧首都大学東京、2020年4月より名称変更。) なんとなくヨーロッパ風×縄文土器というアクロバティックなコンセプト たった30年前である。 今とそんな変わらないんじゃないかと思うかもしれない。その違いを探りに、早速キャンパスの中を歩いてみたい。 参考にしたのは竣工直後の1992年発刊、『東京都立大学 : 新キャ

    東京都立大学は、平成初期の雰囲気を色濃く残す未来の文化遺産だ
  • 信用金庫のカレンダーは旅

    1971年東京生まれ。デイリーポータルZウェブマスター。主にインターネットと世田谷区で活動。 編著書は「死ぬかと思った」(アスペクト)など。イカの沖漬けが世界一うまいべものだと思ってる。(動画インタビュー) 前の記事:センチメートルジャーニー(デジタルリマスター版) > 個人サイト webやぎの目 三日月湖をフィーチャしているカレンダー メルカリには知らない信用金庫のカレンダーがたくさん出品されていた。送料込みで300円だったりするので、何の躊躇もなく見た瞬間に買った。 まずは空知信用金庫。空知は札幌の北のほうの地名である。名前は聞いたことがあるが行ったことははない。そんな遠い町の信用金庫のカレンダー。 空知信用金庫 営業エリアの風景写真だが、この景色がいい。 だって三日月湖だ “三日月”湖というロマンチックな名前、蛇行する川がちぎれてできたワイルドな成り立ち。東京のまっすぐの川と違う野

    信用金庫のカレンダーは旅
    kaoruw
    kaoruw 2021/02/06
    「たとえば地方都市で小さな居酒屋に入り、トイレに行く。寒いトイレには地元の信用金庫のカレンダーが貼ってある~知らない信用金庫のカレンダーを見てぼんやり考える瞬間、あれが旅だ」着眼点が素晴らしい
  • 1975年頃の新宿喫茶店マップを作り、300店の「いま」を調べた

    純喫茶と呼ばれる古い喫茶店が好きだ。 かつて最先端だったモダンな空間にそのままタイムスリップできる店や、歳月の分だけ店主の人柄が滲み出たような味わい深い店。そんな、いい歳の取り方をした名優のような喫茶店にロマンを感じる。 1975年出版の古い喫茶店を読んでいたら、当時の新宿にあった喫茶店を網羅した貴重な記事を見つけた。 それらを昔の住宅地図と照らし合わせながらGoogleマイマップ上にマッピングし、45年以上を経て今も残る喫茶店を巡ってみた。 その先で素敵な店に出会い、マスターから当時の貴重なお話をうかがうことができた。 『喫茶・スナックのすべて 企画・設計・運営のチェックポイント』商店建築社、1975年 これがその古書だ。当時のプロ向けので、最先端の内装デザインや営業スタイル、今後の業界動向などが載っている。 過去の未来予想図としてこれ自体も大変面白いのだが、史料的価値がある!と特に

    1975年頃の新宿喫茶店マップを作り、300店の「いま」を調べた