少年漫画のエロ表現について議論になってるようなんだけど、なんか違うよなあ…と思うことが多いので箇条書きでメモしとく。 エロと自由について 歴史的にはエロ表現は自由の側にあった。エロの規制は常に人間の自由を認めない権力側によりおこなわれてきたし、額縁ショーに始まるその解禁は戦後の開放の象徴。 マンガ表現としても、『ハレンチ学園』などのように、少年漫画だしエロいけどこれはOKである、というコンセンサスのできているものも多い(当時は問題とされたものの、議論がなされたため)。 ところが現代日本ではエロの氾濫はむしろ文明への逆行のように捉えられており、表現規制派としてまとめられる人の中に人権派が混じってる(これはこの問題をわかりにくくしている要素)。 女性と自由について なぜ人権や文明を望む人たちがエロに反対するようになったかといえば、エロの開放は主として成人男性向けの自由であり、女性にはしばしば抑