「日本旅行業協会」の会長が代表取締役を務める東京の旅行会社が「雇用調整助成金」を不正に受給した疑いが出ている問題で、休業扱いのまま出勤している社員の交通費について、会社が記録が残らないよう、精算の方法を口座への振り込みから現金の手渡しに変えていた疑いがあることが関係者への取材で分かりました。会社は「事実関係を確認中でコメントできない」としています。 「日本旅行業協会」の菊間潤吾会長(69)が代表取締役を務める東京の旅行会社「ワールド航空サービス」は、去年から社員を休ませているように装ううその書類を国に提出し、雇用調整助成金、少なくともおよそ7000万円を不正に受給していた疑いがあることがNHKの取材で明らかになりました。 実際には去年7月ごろから多くの社員が出勤していたということですが、業務にともなう交通費について、会社がシステム上に記録が残らないよう、精算の方法を口座への振り込みから現金
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