昨年2月に89歳で亡くなった石原慎太郎・元東京都知事が取材に対応する際など、たびたびメディアにも登場した東京・大田区田園調布の自宅が、売却され、取り壊されている。解体工事は10月に始まり、向かいに住…

イスラエル軍の空爆が始まってから、パレスチナ自治区ガザ南部に避難し、3日前にラファ検問所からエジプトに脱出した、国境なき医師団の白根麻衣子さんが、日本時間4日午後に会見し、「家族の支えがあって耐えることができた」と涙ながらに語った。 国境なき医師団・白根麻衣子さん「(母が)あなただったら大丈夫、信じて待っていると言い続けてくれた。3週間乗り切れたのは、家族の支えがあったから」、「昼夜問わずミサイルが発射されて、南部に避難したにもかかわらず、空爆が絶えることなく続いていました。人々が外に座って、雨や空爆の音に耐えながら、子供たちが本当に心細そうにしていたり、泣いていたのが忘れられない」 白根さんは、「病院や学校が空爆を受けていた。無差別攻撃は直ちにやめてほしい」と訴えていた。
ミャンマー・ヤンゴンのシュエピーター地区に廃棄されているプラスチックごみ(2023年10月11日撮影)。(c)AFP 【11月4日 AFP】ミャンマー・ヤンゴン市内。労働者階級が多く住むシュエピーター(Shwepyithar)地区では、プラスチックごみが1メートルの高さまで積み上げられている。最近行われた調査によれば、欧米諸国のごみが大量に捨てられている。 プラスチックごみは数年前から田畑を埋め尽くし、雨期になると排水路をふさぎ、火災を招くリスクもある。2000年に比べるとごみの量は倍増しており、現在では年間4億6000万トンに達している。 「以前は雨期になると、畑でクレソンを摘んで食べていた」「今はプラスチックごみのせいでクレソンは食べられず、悪臭がしている」と、住民の一人はAFPに話した。 先日公表された、調査報道団体「ライトハウス・リポーツ(Lighthouse Reports)」と
ウクライナのゼレンスキー大統領が米誌タイムのインタビューに応じた/Yan Dobronosov/Global Images Ukraine/Getty Images (CNN) 米週刊誌「タイム」は4日までに、ウクライナのゼレンスキー大統領と会見し、同大統領は支援国のウクライナに対する信頼をつなぎとめる絶え間ない努力を注いでいるため、疲れ切っているなどと報じた。 ゼレンスキー氏は「誰も私のようには我々の勝利を信じていない。誰もがだ」とし、「支援国にその信念をしみこませるためには私の全てのエネルギーが必要だ」と明かした。 同誌は「大統領は疲れている。時には短気になる。支援国の援助がしぼむことを心配している」とも伝えた。ウクライナでの戦闘への「疲労感は波のように寄せている。米国や欧州でこれを見ることができる」と指摘したという。 ゼレンスキー大統領は勝利にこだわっており、休戦や交渉は支持しないと
パレスチナ自治区ガザ地区で、イスラエル軍の攻撃を受け大きな穴が開いたAFPガザ支局が入る建物(2023年11月3日撮影)。(c)Bashar TALEB / AFP 【11月4日 AFP】イスラエル軍は3日、パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)にあるAFPガザ支局が入る建物「付近」を爆撃したと明らかにした。イスラエル軍は数週間にわたって同地区を攻撃しており、AFPガザ支局は2日の爆発でも深刻な被害を受けていた。 AFPは現在、世界三大国際通信社の中で唯一、ガザ市内から24時間態勢で映像生配信を続けており、3日にAFPスタッフが確認したところ、被害を受けたにもかかわらず配信は途絶えていない。無人カメラは、現地時間2日正午前の攻撃の瞬間を捉えていた。 3日に事務所を訪れたAFPスタッフによると、支局内で技術者が使用している部屋に対して東から西に向かって水平に爆発物が発射されたとみら
2023年10月27日、エルサレムにあるアルアクサ・モスクに金曜の礼拝にやってきた人々が中に入るのを阻止するイスラエル警察。同地にはかつてユダヤ教の神殿があったとされることから、両者の対立の火種になってきた Photo: Mostafa Alkharou… イスラエル紙「ハアレツ」によると、10月7日のハマスによる大規模攻撃後、イスラエルではアラブ系住民への差別が強まり、さまざまな事件が起きている。 【動画で見る】イスラエルで迫害されるアラブ系の学生 2023年のイスラエル統計局のデータによると、イスラエルの人口の21%をアラブ系住民が占める。しかし、少数民族である彼らはこれまでも差別されてきた。同国政府は2018年、同国を「ユダヤ人の国」とする法律を可決し、彼らの話すアラビア語は公用語から外された。過去にイスラエルとハマスが衝突した際にも、アラブ系住民に対する嫌がらせや暴力事件が急増して
旧ツイッターでデマを拡散していた「Dappi」のアカウントが、3日までに消えた。このアカウントの投稿による名誉毀損を争った裁判で被告企業の敗訴が確定しており、ネット上では「最後まで卑怯」と非難の声が広がっている。 Dappiは16万人を超えるフォロワーがいた匿名アカウント。自民党や日本維新の会は称賛する一方、立憲民主党や共産党やマスコミを「日本の敵」などと罵倒する右寄りの投稿を繰り返していた。 デマ投稿による名誉毀損を争った東京地裁の裁判では、アカウントの発信元として被告となったIT企業ワンズクエストが「従業員が私的に会社のインターネット回線を使って投稿した」と主張。最後まで投稿者の正体を隠し続けたが、判決で「企業が業務として投稿していた」と認定された。10月末の期限まで控訴せず、判決が確定した。 この企業は過去に自民党と取引があったため、10月末の国会の参院予算委員会でも取り上げられた。
群馬県草津町で16日に告示された住民投票は、町議会で唯一の女性議員、新井祥子氏(51)=無所属=に対する解職請求(リコール)への賛否を問うている。新井氏が「町長から性被害に遭った」と告発したことが発…
近鉄京都線沿いにある京都府宇治市の住宅地に「0(ゼロ)の通り」という通り名がある。1、2と続き「11の通り」まであるが、なぜ0から始まっているのか。不思議に思って取材を進めると、住民らが望んだ
補足パレスチナ問題のテレビ番組を制作した時に直面した課題は、1948年のイスラエル成立時のパレスチナ人の追放の映像探しだった。写真は少しあるのだが、動画が見つからない。当時は動画の撮影が、まだ技術的に難しかったのか。その理由を教えてくれているのが、『ニューヨーク・タイムズ』紙のトーマス・フリードマンだ。アメリカでベストセラーとなった『ベイルートからエルサレムへ』という著書で以下のように語っている。動画は撮影されていたのだが、そのインパクトを恐れたイスラエルの諜報当局が密かにフィルムを光にあててダメにした。現在イスラエルの攻撃に対する非難が高まっているのはスマホを使って誰でもが、動画や写真を撮影し世界に送れるからだ。スマホの普及に貢献したのは、アップル社のスティーブ・ジョブズだが、ジョブズの産みの親はシリア生まれだ。アラブ世界にルーツのあるジョブズのスマホが、パレスチナの悲劇を世界に伝えてい
話題をさらったTBS系日曜劇場のテレビドラマ「VIVANT(ヴィヴァン)」。主人公を演じた堺雅人さんらは、物語の舞台となった架空の国「バルカ国」で使われるモンゴル語が難しくて、とても苦労したとか。モ…
湯島聖堂 中国料理研究部のこと 2023.10.22 連載 : 湯島聖堂の料理帖~戦後の日本に伝わった“本当の中国料理”~ 現代日本の中国料理の礎を築いた湯島聖堂「中国料理研究部」。その貴重なレシピと歴史を紐解く連載です。第1回目は、なぜ聖堂で中国料理がつくられたのか、どう継承されたのか、時代背景から解説します。 「聖堂料理」とはどんな中国料理なのか 中国清代に書かれた美食の名著『随園食単』を傍らに、一途に中国料理を探求してきた名料理人がいる。2019年に惜しまれながら閉店した「知味 竹廬山房(ちみ ちくろさんぼう)」の主人、山本豊さんだ。山本さんは、中国料理の歴史と文化を踏まえ、新旧取り交ぜたコース料理を構築。乾物使いの名手として知られ、素材を生かした滋味あふれる料理で多くの食通を魅了した。 元「知味 竹廬山房」のオーナーシェフ、山本豊さん。同店出身者には経堂「彩雲瑞(さいうんすい)」の
「車内をのぞく人もどうなの」-。9月下旬、車内で下半身を露出した男性が公然わいせつ容疑で逮捕された事件を報じた南日本新聞のネット記事に、目撃した女性を非難する書き込みが相次いだ。性犯罪報道は被害者保護の観点から情報を極力伏せる傾向がある。専門家は「事件の重大性が伝わらず、誤解や偏見による二次被害を生みかねない」と訴える。 9月19日午前6時40分ごろ、路上に止めた乗用車の運転席で下半身を露出したとして、県警は同27日、公然わいせつの疑いで鹿児島市中山町の会社員の男性(25)を逮捕し発表した。7月にも同容疑で逮捕されており、いずれも10月12日付で略式起訴された。 県警は取材に「下半身を見せられたとの110番が女性の関係者からあった」と説明。下半身の見せ方など詳しい状況は、被害者保護や捜査への支障を理由に明らかにしなかった。 南日本新聞は、男性が車内で下半身を露出したとの逮捕容疑に加え、「通
毎日新聞社は2日、10月13日付朝刊山口版の「宇部市長に『再調査を』 消防署パワハラ問題 職員が要望書」の記事について、要望書は送付されていなかったとして記事を取り消した。2日付山口版におわび記事を…
ついに旧統一教会が解散命令を請求された。韓総裁は怒りに震え、内部では意見対立も起きているという。追い詰められた教団は、来る裁判に向けどんな手に出るのか。気骨のジャーナリストが追う。【取材・文/鈴木エイト】 前編記事『「解散命令請求」後の「旧統一教会」の様子がおかしい…〈韓鶴子総裁が虎のごとく激怒〉〈最高幹部6人の辞任案〉〈謝罪会見を開かないワケ〉』より続く 司法の判断が下るのは、半年から1年後 では今後、解散命令の裁判はどのように進んでいくのか。 これまで解散命令が出されたオウム真理教と明覚寺のケースは、最高幹部が立件され組織的な刑事事件として訴追された事例であり、統一教会には当てはまらない。今回は、司法が教団の民事上の責任を認めた民事訴訟32件の判決を軸にしており、民法上の不法行為が根拠の審理は初となる。 裁判は非公開。審理のポイントは、文化庁が証拠として提出した5000点の資料や陳述書
太平洋戦争末期にまとめられた旧日本軍の陸軍幹部の名簿に、「731部隊」など細菌戦の研究を行ったとされる部隊に所属した、軍医将校の戦前から戦後初期にかけての人事記録が残されていることが分かりました。幹部の記録が初めて確認されたとみられる部隊もあり、調査にあたった研究者は「旧日本軍による細菌戦研究の全体像を洗い出すうえで意義のある資料だ」としています。 旧日本軍で細菌戦などの研究を行っていたとされている部隊については、終戦時に軍によって関連文書が処分され、詳しい実態は明らかになっていません。 明治学院大学国際平和研究所の松野誠也研究員が、国立公文書館で保管されていた旧日本軍の名簿を調べたところ、所属した軍医将校の記録が残されていることが分かったということです。 名簿は太平洋戦争末期にまとめられ、旧厚生省などが戦後処理のために使用したとみられるもので、戦時中の経歴のほか、復員した時期など1950
自然の森が成熟するまでには、少なくとも100年を要するという。だが、その「小さな森」は通常の森の10倍ものスピードで生育する──。2021年に亡くなった日本人研究者、宮脇昭が編み出した「宮脇式」森づくりが世界中に広がっている。 米マサチューセッツ州ケンブリッジ──かつてのゴミ捨て場の上に、その小さな森はある。生まれて2年にも満たない赤ちゃんだが、その森は少し、年上のように見える。 そこでは、ポプラの木は通常の2倍の速さで育ち、ウルシやユリノキもそれに追いつこうと頑張っている。雨水を流出することなく吸収し、雑草を抑え、昨年の干ばつにもめげずに森は生い茂っていった。バスケットボールコート1面分ほどの面積に1400本の若木が自生するこの森で、こうしたことが可能なのは、その肥沃な土壌と木々の密度に秘密がある。 この森は、世界中の高速道路の路肩や駐車場、校庭、ゴミ捨て場を森に変容させる一大ムーブメン
【11月3日 AFP】イスラエル当局は3日、イスラム組織ハマス(Hamas)の襲撃以来国内にとどまるパレスチナ人労働者のガザ地区(Gaza Strip)への送還を開始したと発表した。 ガザ検問所の責任者はAFPに対し、「10月7日以来、イスラエルにとどまっていた数千人の労働者が戻された」と語った。 AFPTVの映像には、3日朝に通常は貨物輸送に使われる検問所に、労働者が大勢到着するのが捉えられている。 イスラエル政府は2日、ガザ出身の労働者を送還すると発表していた。 治安担当閣議は声明で「ガザとの一切の接触を断つ。パレスチナ人労働者がガザから来ることは今後一切ない」「戦争が始まった日にイスラエルに滞在していたガザ出身の労働者は、ガザに戻す」と述べたが、送還する具体的な人数は明らかにしなかった。 イスラエル占領地政府活動調整官組織(COGAT)によると、同国はハマスとの衝突開始前、ガザ住民約
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く