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ブックマーク / potato-gnocchi.hatenadiary.org (27)

  • テレビメディアが警察の言いなりである一つの傍証 - 常夏島日記

    川崎逃走男「金は返すから逮捕は勘弁して」 | 日テレNEWS24あたりの一連の記事なんですけどね。 この人が、川崎地検から逃走してこの方、この逃走犯がいかに極悪な人物で危険であるかということが延々と流されました。正直、この程度の犯罪者であれば、逮捕もされずのうのうと日常生活を送っている場合が結構あると思いますし、逃走しているゆえの危険性というものはあるにしても、それは殺人等の凶悪犯が逮捕されていない状況とさほど変わらないはずなのに、なぜかこの犯人の場合はテレビニュース等でも危険性がやたらと強調されました。 そして逮捕されてからも、友人が支援したとか逃走経路がどうとか。そりゃこのくらいの年齢のチンピラであれば、警察の怖さも知らず友達だからというだけの理由で手伝うバカが周りに何人かいるでしょ。組織犯罪のキーパーソンであるとかならともかく、それならそうと報じるべきだし、そうでなければそこらに一山

    テレビメディアが警察の言いなりである一つの傍証 - 常夏島日記
    kaos2009
    kaos2009 2014/01/12
  • 企業経営者が政策に関与するときにのさばる連中 - 常夏島日記

    三木谷「政商化」に楽天社内から不満の声:FACTA onlineという記事を読みました。 感想:なんか違う 政商って、来的な意味では、政策への関与を通じて、自分の会社の経営に都合がよい政策を実現する人たちのことを指す言葉だと思われます。近年批判を浴びた例では、次のようなに書かれているような事例です。 「小泉規制改革」を利権にした男 宮内義彦 作者: 有森隆とグループK出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/12/21メディア: 単行購入: 2人 クリック: 27回この商品を含むブログ (15件) を見る このの主張によれば、規制緩和をするたびに、その分野で自社グループの新しい会社を立ち上げて先行者利益を取りにかかるというような批判がされていますが、こういうのが政商というのです。三木谷氏の行動は、まあ医薬品のネット販売の規制緩和はちょっとそんな感じがしますが、他のことはむしろ楽

    企業経営者が政策に関与するときにのさばる連中 - 常夏島日記
  • MRIの想い出と、引っかからないためのたった一つの知識 - 常夏島日記

    MRIって投資スキームで大損出した人がいっぱいいるみたいですね。こちらの記事とかですけど。 実は、このMRIについては、友人に、約10年ほど前に「こんな投資があるんだけど、お前どう思う?」と聞かれたことがあるのです。そのとき、MRIのウェブサイトを見て、これはかなり危ないと思ったので、いくつか論拠を示して「何年か経って、被害者の会とかが立ち上がる可能性すら否定できない」と答えたことがあるのですが、まあ正直、絶対投資をすべきではない相手、と評価したものです。それは別に当時の私に特別の才能や知識があったとかではなくて、最低限の金融リテラシーがあったら、いくつかの論拠を挙げて「止めるべき」と判断できるレベルの明らかな胡散臭さがMRIのスキーム自体にありました。例えば、為替ヘッジ可能と謳いつつ、ヘッジコストが明らかにヘンテコだったりとか。 で、先日の、1300億円消失した疑いがあるという記事ですが

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  • アベノミクスが僕のお腹に怨嗟の種を植えたよ - 常夏島日記

    この週末、高校時代の友人が都心にマンションを買ったので、その新居祝いにみんなで集まって朝から飲んでました。みんなサラリーマンで、ほとんど結婚してて私ともう一人だけ独身。この友人の奥さんは、才媛で、しかもとっても感じの良い美人さんなのですが、お子さんを連れてちょっとお出かけです。自慢の息子に、酔っ払いのお父さんは見せたくないという気持ちはよくわかります。 大理石張りの玄関、しっとりしたフローリングと高い天井のマンションでブルゴーニュの赤を傾けながら、さてそこで集まった連中は次のようなことを言っていました。 「今年に入ってから株が儲かった」 「円安になったから会社も一息ついたよ」 「給料も上がらないし、安全のためマンションもローンを少なくしようと思ってたらアベノミクスでしょ。チャンスと思ったね。現金は全部株に回して、借りられるだけ住宅ローンを借りた。」 「今の固定金利35年は安い。もし当にイ

    アベノミクスが僕のお腹に怨嗟の種を植えたよ - 常夏島日記
    kaos2009
    kaos2009 2013/04/08
    上に余裕ができて去年のような生活保護バッシングが減ればいい
  • 岩田規久男総裁が実現しなくて本当に良かった - 常夏島日記

    反リフレ政党となった民主党 - Baatarismの溜息通信というようなエントリも読みましたし、私は個人的な動機もあってリフレーション賛成なのですが、だからこそなおさら、日銀総裁に岩田規久男氏が就任しなくて、心の底からよかったと思います。 こちらのロイターの記事(日銀副総裁候補が当預付利に言及、岩田氏「なくてもいい」)とかもそうなのですが、岩田氏の発言は、余韻がなさすぎます。付利はなくてもいい、責任の取り方は辞職である、そこにほとんど紛れがない切れのいい発言です。 素人目には歯切れ良くて決意を示すわかりやすい言葉だと思うのですが、私は、こういう政治的役職に就くべき人の言葉としては、軽すぎる、と思うのです。例えば、2年で2%のインフレができなければ辞任するかも、という発言ですが、じゃあ仮に2年で1.8%のインフレだった場合、2年後の岩田副総裁はどうするのでしょうか。2%実現できなかったと言っ

    岩田規久男総裁が実現しなくて本当に良かった - 常夏島日記
  • 「常識形成力」とでも称すべきもの - 常夏島日記

    朝日新聞デジタル:経団連会長、安倍氏に謝罪 「全面的に経済政策を支持」 - 政治を読んで思ったことなんですけどね。 この記事を読んで、米倉日経団連会長が勝ち馬主義だとか政権になびくだとかの批判をする人がいて、そのこと自体を否定するつもりはないですが、むしろ私は、なんで米倉氏が、消費税の景気条項だとか金融緩和策に批判的であるのか、ということが気になります。なぜならば、これらの二つの政策は、輸出企業をその有力構成者としてもつ日経団連にとって、嬉しい政策であるはず、にもかかわらず、その長である米倉氏が批判しているからです。むしろ自分たちの損得を考えれば、日経団連としては、景気が悪ければ消費増税凍結だとか、金融緩和で円安だとかというのは、間違いなく得なはずなのに。 私は米倉氏ではないので、その心中はよくわかりませんが、財界人としての訓練を十分に経ることなくそのポストについてしまった米倉氏にと

    「常識形成力」とでも称すべきもの - 常夏島日記
  • 世襲はつらいよ - 常夏島日記

    民主党が世襲議員の公認はしないと突っ張っているようですが、世襲については思うところがあるのです。 世襲のお仕事、この就職難のご時世に単に生まれつきだけで職を得ることができる、うらやましい、と思う人もいるのではないかと思います。しかし、実態は微妙なのではないか、と私などは思うのです。 都会で華やかなお仕事で世襲できるのならともかく、この日にあまたある世襲のお仕事、たとえばお寺の住職やら神社の神職やら、農協の幹部やら郵便局長やら、場合によっては地方自治体の議員といったお仕事は、地元にガッツリ根付く必要があるお仕事です。数十年という単位で地元の檀家と良い関係を取り結び、引っ越しもままならず、やっていることは十年一日、そんな仕事です。 これまでは日全体では人口も増えてきましたし、地方の個々の集落でも極端に人口が減ることはありませんでしたから、成長する地域社会とともに歩むことができたお仕事でした

    世襲はつらいよ - 常夏島日記
  • 権力が嫌いな人たちの投票行動 - 常夏島日記

    選挙が行われることが決まったので、ここのところの選挙の結果や争点についてつらつらと考えてみました。 政治経済に関心があればあるほど、個別の選挙の結果について政策論で語ってしまう癖があるように思うのですが、私も例に漏れずちっとも変っていない安倍氏 - 常夏島日記のようなエントリを書いてしまうのですが、よくよく考えると、有権者の行動はもう少しシンプルで、次のような考えによっているのではないかと仮説を立てると、結構うまく説明できてしまうのです。 有権者は、政治家が自己の権力を守るために権力を行使することが何より嫌い。 前回の衆議院選挙が一つの典型です。あの選挙の前には、自民党が、定額給付金のようなあからさまなばらまきを行う一方で、参議院民主党の抵抗に手を焼いて強行採決を繰り返していました。自民党は、そのころは、長年続いた自民党政権を維持するためだけに存在しているような振る舞いをしていると、有権者

    権力が嫌いな人たちの投票行動 - 常夏島日記
    kaos2009
    kaos2009 2012/11/19
    政局パフォーマンスの重要性
  • ある政治家がある政治家を評した言葉 - 常夏島日記

    とある元政治家が、現役のある政治家を評した言葉が非常に印象的だったので書きます。 「あの人はね、国家ってものが分かってないんだよ。国家を簡単に語るけど、誰が国家を支えているかってことがわかってない。」 評された政治家の方は、「国家」が大好きな方です。国家の力の行使をもっと自由にさせるべきだという主張をずいぶん昔からやっている人です。 で、そんな「国家」好きな人が、なぜ「国家ってものが分かってない」と評されるのか。そこが、国家観の違いで面白いところです。評した方は、国家を担う、一人一人の国民に着目します。そして、その国民の中には、世界に伍して闘っていく人たちもいれば、地方に生まれ育ち、その地縁から離れずに一生生きていく人もいるということを重々知り尽くして、そして、そのような人たちの少しずつの工夫と生きる努力が国を支え、前に進めていくものだという確信を持っています。 ところが、評された政治家は

    ある政治家がある政治家を評した言葉 - 常夏島日記
  • 大学が多すぎると考える企業側の論理を想像してみる - 常夏島日記

    つか、田中大臣の不認可問題の影にあるもの (内田樹の研究室)を読んでムカムカするような違和感を感じたからその違和感を吐露したいってだけなんですけどね。 この文章の、たぶん一つの明らかな嘘ないし思い込みは以下の点にあります。 中等教育の内容を理解していないものは大学に入学させないという縛りをかければ、おそらく現在の大学生の3分の2は高卒で教育機会を終えるだろう。 そうすれば毎年数十万の低学力・低学歴の若年労働者が労働市場に供給されることになる。 財界人たちはこれを待ち望んでいるのである。 この最下層労働者群は信じられないほどの時給で雇用できる可能性がある。 田中大臣の不認可問題の影にあるもの (内田樹の研究室) この文章の大前提として、給与は、その人が身に着けた教育に応じて支払われるという、教育者らしいナイーブな思い込みがあるように思われます。 実際はたぶん、そうではない。 今の日の産業構

    大学が多すぎると考える企業側の論理を想像してみる - 常夏島日記
  • ちっとも変っていない安倍氏 - 常夏島日記 2012-09-30

    安倍自民総裁:「改憲が次期衆院選の争点」− 毎日jp(毎日新聞)と朝日新聞デジタル:安倍総裁、憲法改正を争点化の考え 次期衆院選 - 政治 まあ、きっと安倍氏大好きな人たちは、マスコミの報道ぶりがゆがんでいるんで、ほかに経済とかいろいろ主張する中で改憲がone of themとして出てきたのに朝日と毎日はもう…!と主張しだすのでしょうが、それにしても…と思います。安倍氏が総理を辞めるに至った経緯をもうご人は忘れてしまったのでしょうか。 健康問題が辞任に至った主たる原因であって、いまは特効薬ができたから大丈夫とかという(参照)ようなふざけた言明もしているようですが、まさにその健康問題は後付けの理屈に限りなく近いもので、当に安倍氏の総理としての命脈を絶ったのは、2007年の参議院議員選挙だったはずです。この選挙で、自民党は民主党の三分の二以下の議席数しか確保できず(参照)、参議院における第

    ちっとも変っていない安倍氏 - 常夏島日記 2012-09-30
    kaos2009
    kaos2009 2012/10/01
    総裁選で参院選で負けたことについては不思議とあまり話題にならなかったな。谷垣前総裁は主な選挙で無敗だったのに出馬すらできなかったのとえらい違い
  • 漁師と億万長者の話で得るべき教訓は間違っている - 常夏島日記

    お金持ちの不思議。 : ひろゆき@オープンSNSに書いてあるこの話なんですけどね。 メキシコの田舎町。海岸に小さなボートが停泊していた。 メキシコ人の漁師が小さな網に魚をとってきた。 その魚はなんとも生きがいい。それを見たアメリカ旅行者は、 「すばらしい魚だね。どれくらいの時間、漁をしていたの」 と尋ねた。 すると漁師は 「そんなに長い時間じゃないよ」 と答えた。旅行者が 「もっと漁をしていたら、もっと魚が獲れたんだろうね。おしいなあ」 と言うと、 漁師は、自分と自分の家族がべるにはこれで十分だと言った。 「それじゃあ、あまった時間でいったい何をするの」 と旅行者が聞くと、漁師は、 「日が高くなるまでゆっくり寝て、それから漁に出る。戻ってきたら子どもと遊んで、 女房とシエスタして。 夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、 歌をうたって…ああ、これでもう一日終わりだね」 すると旅

    漁師と億万長者の話で得るべき教訓は間違っている - 常夏島日記
    kaos2009
    kaos2009 2012/08/26
    「ニートは1週間以内に就業しないと銃殺とかという無体な政策を打ち出したときに、おそらく全国で最初に職を得るのはpha氏」いやそもそも自立してお金稼いでるこの人を国はニートと見なさないでしょ
  • 「“国民”の生活が第一」な人たちと党議拘束 - 常夏島日記

    すでに旧聞に属する話ですが、小沢代表、結党大会で「党議拘束設けません」-Yomiuri Onlineを読んで。 まあ私のような床屋政談レベルの見識しかない人が言うことなんで、専門家のお話を聞いてみたいものですがとりあえず書いてみます。 党議拘束と、党内手続と、政治主導 小沢氏がかつて率いていた民主党が、党議拘束をかける手段が代議士総会くらいしかなくていつも混迷するのも根は同じ話だと思うのですが、自民党をはじめ、55年体制を担っていた各党は、党議拘束が非常に強かった政党です。これに対して、小沢民主党は、党の決定が個々の議員を拘束しすぎるのであれば、それは個々の議員を選んだ民意に反しかねないとして、党議拘束をかける仕組みを非常に制約的にしました。 一方で、党議拘束が強い党は、強い拘束をかける正統性を担保するために、党内での議論が収斂するまで徹底して行われる仕組みがあり、たとえば自民党であれば、

    「“国民”の生活が第一」な人たちと党議拘束 - 常夏島日記
  • 坊主憎けりゃ袈裟まで憎い、はやめたほうがいいのでは - 常夏島日記

    中之島図書館を廃止へ 橋下市長と松井知事 - 47NEWS(よんななニュース)とその感想欄、また、橋下市長らが中之島図書館廃止へ - 社会ニュース : nikkansports.comとその感想欄を読んで、さすがに違和感を覚えたので。 いずれの感想欄も、図書館を廃止することを批判しているように思うのですが、このアイデアの構想段階ではこういう記事が出ています。 橋下市長が「素晴らしい歴史的建造物で、図書館である必要はない。美術館利用はできないか」と、松井知事に検討を呼びかけた。府市特別顧問で、府市統合部の都市魅力戦略会議座長の橋爪紳也・府立大教授も同調した。蔵書を府立中央図書館東大阪市)、市立中央図書館(西区)に移し、にぎわい施設として活用する構想で、今後同会議で具体的に検討する。 橋下市長も絶賛、重文・中之島図書館を美術館に : 住宅不動産ニュース : ホームガイド : YOMIUR

    坊主憎けりゃ袈裟まで憎い、はやめたほうがいいのでは - 常夏島日記
  • 家計と国家財政を比較するときは正しく比較しましょう - 常夏島日記

    以前にもこんな記事を書いたのですが、家計と国家財政の比喩を間違って使っている人が見つかったので、正してみましょう。 Life is beautiful:日国の財政状況を家庭にたとえてみると (略)日国の財政状況を一般家庭に例えてみた(参考文献)。 収入(年間): 460万円 出費(年間): 903万円(219万円が借金の返済、684万円が生活費) 借金(累積):9000万円 Life is beautiful:日国の財政状況を家庭にたとえてみると いやこのたとえは抜的に間違ってますから。借金の相手方と、出費の相手方を間違ってますから。 もう少し正確に書くとこうなります。 お父さんの一家(日国民)は毎年、稼ぎ(GDP)が4760万円あります。 一家のお母さん(日国政府)は、毎年、お父さん一家の稼ぎの中から460万円の家計費をもらっています。 おうちのやりくりは大変なので、お母さん

    kaos2009
    kaos2009 2012/04/22
    この例えでは一妻多夫制度を想像しないと。他の国の収支も同じように例えてみて比べたい
  • マスコミはインナーに依存した意思決定をしているくせにインナーはお嫌いらしい - 常夏島日記

    最年少女性市長、フェイスブックに英語で愚痴 : 政治 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)を読んで思ったんですけどね。 私もマスコミ取材には何度か縁があったので、つくづく思うんですが。 仕事とかの関係で、広報を通じて取材を受ける時は、既に記者さんはストーリーを決めてしまっていて、こっちはそのストーリーに沿ったコメントを求められるし、画像(新聞なら写真、テレビならカット)も彼らが作ったストーリーを補強するものしか取り上げてもらえません。道端で取材を受けるときは、まあこれは私自身が受けたことはなくって一緒に歩いていた美人の彼女さんとかだったりするわけですが、最初からこういう答えしてよね的な質問があって、無難にそういう答えをしたときはニュースになります。恐らくここで被取材者側に許されている自由は、テレビ映えする美人であること、だけなのです。 取材を受ける段階では、既に、マスコミ側はストー

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  • 「儲かりまっせ」と民営化の間 - 常夏島日記

    橋下市長、水道民営化で「水ビジネス」目指す : 政治 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)という記事を読みました。 大阪市の橋下徹市長は9日、報道陣に対し、市の水道事業の民営化を目指す考えを明らかにした。 実現すれば全国初で、民営化により「水ビジネス」への積極参入を探る。 同市は府内42市町村で構成する大阪広域水道企業団への加入方針を示しているが、橋下市長は「世界を凌駕 する技術を持つ市の水道局が先に民営化してでも、国内外で仕事を取っていきたい」と述べた。 また、「公務員では成果をあげても給料が上がるわけではなく、仕事を取ろうとする動機付けがない」と指摘。民営化のメリットについて、「努力した分だけ実入りが増えるし、競争で水道料金が下がり、市民に還元できる」と強調した。 (2012年3月9日23時59分 読売新聞) http://www.yomiuri.co.jp/politics/

    「儲かりまっせ」と民営化の間 - 常夏島日記
  • 官僚陰謀論はポジショントーク? - 常夏島日記

    この記事を読んでふと思ったのです。あ、もちろん、この記事の著者である「ドクターZ」が元官僚だなんて思っていたりはしませんで、この文章を読んで思っただけのことですけど。 財務省はここに至るまで手練手管を駆使し、消費税増税法案を提出できそうなところまでこぎ着けた。まず、政権交代時に「消費税増税はしない」と言いきった鳩山由紀夫総理を贈与税問題で窮地に陥れ、退陣への流れを作った。次の菅直人総理には消費税増税の必要性を洗脳し、財務省戦略の忠実な実行者である与謝野馨氏を経済財政担当相として政権に送り込んで「社会保障と税の一体改革」の閣議報告を実現させた。 [http://gendai.ismedia.jp/articles/-/31775:title=岡田副総理の大チョンボ  | ドクターZは知っている | 現代ビジネス [講談社]] この部分を読むと、財務官僚は鳩山内閣が倒れる端緒を作り、菅総理の人

    kaos2009
    kaos2009 2012/02/13
    高橋氏や古賀氏が、官庁の影響力の強さとその根回しのずるさを強調すればするほど、上に書いたように、官僚の隠然たる力を知りつつその立場を捨てた自分への評価が上がる
  • 地方自治体の労働組合のお話@大阪 - 常夏島日記

    大阪の労連って当に凄いな: やまもといちろうBLOG(ブログ)を読みました。 いや、分かって書いているんだと思いますが、だとすれば結構ミスリーディングな記事なのかなぁと。 なので、私は大阪府の労働組合の話にはあんまり詳しくないんだけど、グーグルで分かる範囲で補足してみましょう。 まず、上記のエントリで批判されている労組は、ポスターの写真を見る限り「府職労」ですね。 で、「府職労」とは何か。府職労のウェブサイトがこの辺にあるので見てみました。「大阪府関係職員労働組合」が正式名称のようです。「憲法を活かし、民主主義が根付く、」… なんじゃこりゃ。「11月27日投開票の大阪府知事選挙・大阪市長選挙で、府職労は『明るい民主大阪府政をつくる会(明るい会)』の梅田章二さんを推薦し、いのちとくらし、安全・安心の府政実現めざし、全力で奮闘しました。」ふーん→asahi.com(朝日新聞社):大阪府知事選

    地方自治体の労働組合のお話@大阪 - 常夏島日記
  • 「自分だってなれたはずなのに」の怨念 - 常夏島日記

    高校の友人の知り合いということで、某超有力企業の中堅幹部の方と酒席をご一緒する機会がありました。 東京大学をご卒業されて、誰もが知るその超有力企業に入られ、出世コース驀進中、業界外のわたくしでもすぐ分かる要職におつきの方です。 その方がお酒に興じて言うわけです。「厚生労働省は怪しからん、俺が人事にいた頃云々、共産主義的なものすら感じますねえ。」「環境省は困ります、どうでもいい規制で云々。」「総じて、民間から評判が悪いこれらの官庁の連中は、ビジネスってものを知らないし、民間の邪魔ばかりしているから景気の足を引っ張ってみんなからこのように批判されるんだと思いますよ」 「みんな」と言われた時には、さすがに「うちの会社はたぶんそこまでは考えてないと思いますよ」と言いたかったのですが、なんせ業界でもマイナー街道突っ走る当社ごときがそんな大それたことは言えません。 さてその彼は、なぜか外務省と財務省に

    「自分だってなれたはずなのに」の怨念 - 常夏島日記