3月21日の春分の日、筋肉少女帯が東京・恵比寿LIQUIDROOMにて<春の筋肉少女帯ワンマン フルライブ!! GO! 筋肉少女帯!!>と銘打たれたライブで超満員の観客を魅了した。この日の東京は真冬に戻ったかのような寒さであったが、ソールドアウトの会場に駆けつけたファンたちは、思い思いの声援をステージに飛ばし、場内に異様な熱気を生んでいた。 ◆筋肉少女帯 ライブ画像 SE「くるくる少女」が大音量で響き渡り、大槻ケンヂ(Vo)、橘高文彦(G)、本城聡章(G)、内田雄一郎(B)の4人がステージに現れると、待ってましたと言わんばかりに、フロアの空気が膨張する。1曲目の「モーレツア太郎」が景気よく炸裂すると、さっそくオーディエンスは一つに束ねられた。続いて放たれたのは「混ぜるな危険」。テンションの高い楽曲の波状攻撃に、観衆の気分は上昇する一方だ。 「6月21日に筋少はメジャーデビュー30周年を迎え