高校生の将棋棋士、藤井聡太七段の師匠の杉本昌隆八段が、「順位戦」の最終局に勝って、9勝1敗で1つ上のクラスへの昇級を決めました。同じ組にいる藤井七段も勝ちましたが、競合するほかの棋士も勝ったため、昇級はなりませんでした。 一方、同じ組にいる弟子の藤井聡太七段(16)は、大阪の関西将棋会館で都成竜馬五段(29)との最終局に臨み、相手を投了に追い込みました。 「C級1組」は、杉本八段や藤井七段など4人が8勝1敗で並んだまま5日の最終局が行われ、2人のほかにも船江恒平六段(31)が勝っています。 この組から1つ上の「B級2組」に進むことができるのは2人だけで、勝敗が同じ場合は、前の期の成績を元に決められている組内の順位が高い人が優先されます。 杉本八段はこの順位が4人の中で2番目で、2位以内が確定したため昇級が決まりました。 一方、去年昇級したばかりでこの順位が4番目と最も低い藤井七段は、勝って
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