1990年代 “奇ゲー” 全盛期、その代表作のひとつとしていまなお語り継がれる伝説のタイトル『太陽のしっぽ』。 原始人を操作してオープンワールド型の広大なフィールドを駆け巡りマンモスの象牙を集める本作は、移動中でもその場で急に寝てしまう「スライディング就寝」や進行方向と逆に飛んでしまう「法線ジャンプ」など、そのあまりに不条理で独創的なシステムから奇ゲーの代名詞として知られてきました。 原始時代なのにテクノ音楽が流れ、そこらじゅうに和菓子が落ちているしかしながら、その根底に「震災」というテーマが流れていることは、あまり知られていないのではないでしょうか。 1995年に起きた阪神・淡路大震災で、復興に向かう人々のたくましさから「人間の力強さ」をテーマに据えて企画が立ち上がった本作。 わずか10ヵ月という制作期間で生まれた『太陽のしっぽ』は熱狂的なファンに支持され続け、近年では2024年にサウン

