日本学生野球協会(東京)は14日、部員に長時間、ウサギ跳びをさせる体罰があったとして、鳥取県立八頭高(八頭町)の硬式野球部監督(38)を、3月24日から2年間の謹慎処分にしたと発表した。 また、体罰への対応が不適切だったとして、同部長を3か月、コーチを6か月、それぞれ謹慎とした。 同高によると、監督は3月11日、1年生部員16人がグラウンド整備をしなかった罰として約3時間にわたりウサギ跳びをさせた。部員たちは翌日からも約1週間、ウサギ跳びを続け、1人が左足のふくらはぎを痛めた。監督は「鍛錬だと思った。体罰という認識に欠けていた」と話しているという。 監督は、コーチだった2011年にも部員の顔を平手打ちするなどの体罰で、同協会から6か月の謹慎処分を受けていた。 八頭高は春夏通算9回、甲子園に出場している強豪校。22日に始まる春季県高校野球大会には出場する。
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