TLDR Ruby under the Microscopeと言う本の輪読会をやっていて、JITまわりで気になった部分があったので、解説します。 今、有志でRuby under the Microscopeという本を輪読しています。 この本はRubyのしくみという邦題で訳されてもいて、Rubyが内部でどうやって動いているのか、とても丁寧に解説されています。 2014年にすでに本は出ていて、その頃に購入はしていたのですが、今まで積読していました。 JITとは何か JITとは「Just in Time」の頭文字で、その名の通り「必要な分を、必要な時に」コンパイルするコンパイラのことです。 なぜ今読むのか 今週、Ruby edgeブランチにでYJITというRailsパフォーマンス向上が期待できる新しい種類のJITがマージされました。PRはこちら。たまたま、その開発者・チームと同じ会社(Shopi
