23日朝、島根県浜田市で、列車とクマが接触したJR山陰本線の現場を確認していた県職員らがクマに襲われ、2人が軽いけがをしました。 23日午前6時ごろ、島根県浜田市三隅町岡見で、JR山陰本線の線路近くにいたハンターの70代の男性と県職員の40代の女性が、茂みから突然出てきた子連れのクマに襲われました。 ハンターは足を、県職員は手と足をかまれましたがいずれも軽傷でした。 現場付近のJR山陰本線は、22日夕方、列車とクマが接触して運転見合わせとなっていて、23日午前6時から、ハンターや県職員など8人が線路上にクマが倒れていないかなどを確認していました。 2人を襲ったクマは、近くにいた別のハンターに駆除されました。 現場近くでは、22日から親子3頭のクマが目撃されていて、島根県鳥獣対策室は、地域の防災無線などを通して住民に対しクマの出没情報に注意し、危険な場所には近づかないよう呼びかけています。
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