【ブリュッセル=竹内康雄、ニューヨーク=西邨紘子】新型コロナウイルスのワクチン接種が進む欧米で人の移動が広がっている。米国は5月31日までの3連休を含む期間に、空港利用者数が2020年3月上旬以来の最多を記録した。欧州連合(EU)では一部の国がワクチン接種などを条件に、自己隔離などを免除して移動の自由を認める証明書の発行を始めた。旅行や出張など域内の移動を促し、経済活動の回復を後押しする。米国
【ブリュッセル=竹内康雄、ニューヨーク=西邨紘子】新型コロナウイルスのワクチン接種が進む欧米で人の移動が広がっている。米国は5月31日までの3連休を含む期間に、空港利用者数が2020年3月上旬以来の最多を記録した。欧州連合(EU)では一部の国がワクチン接種などを条件に、自己隔離などを免除して移動の自由を認める証明書の発行を始めた。旅行や出張など域内の移動を促し、経済活動の回復を後押しする。米国
フランスの下院で、列車で2時間半以内に移動できる距離の国内便を禁止する法案が通過した/ Thomas Samson/AFP/Getty Images (CNN) フランスで二酸化炭素の排出削減を目的として、列車で行ける距離の国内航空路線禁止を盛り込んだ法案が下院を通過した。 法案が上院を通過すれば、列車で2時間半以内で行ける距離の国内航空路線は一部が廃止される。この措置を盛り込んだ気候変動対策法案は10日に下院を通過した。 ただし同法案をめぐっては、エマニュエル・マクロン大統領が骨抜きにしたとして一部で批判の声も出ている。同国の環境有識者会議は、列車で4時間以内で行ける範囲の短距離航空路線禁止を勧告していた。 これに対してジャンバティスト・ジェバリ交通担当相は法案審議の中で、列車で2時間半の距離は「理にかなっている」と述べ、4時間以内の範囲とした場合、航空便を必要とする地域に大きな打撃を与
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、茨城空港は2日からすべての便が運休することになり、1日に最後の便を航空会社の社員らが見送りました。 新型コロナウイルスの影響で、茨城空港では国際線がすべての路線で運休していますが、国内線も新千歳や福岡、それに那覇との間の路線が1月から運休となり、残る神戸との間の路線も1日の便を最後に、今月14日まで運休することになりました。 1日の運航は午前8時半発の神戸行きの1便のみで、最後の便に出張中の会社員や県内の実家に帰省していた人など40人余りが乗り込むと、航空会社の社員や空港のスタッフらが手を振って見送っていました。 また、空港のターミナルビルは、運休に伴う対応を行う航空会社のカウンターを除いて閉館となることから、土産物店では並べていた商品を片づけたり、カバーを掛けたりする対応に追われていました。 県営業戦略部の鈴木信昭空港対策監は「感染状況を鑑みると運休
成田空港と中国の南京とを結ぶ便が22日就航し、来月の「春節」を前に一時帰国する日本在住の中国人など100人余りが利用しました。 一方、専門家は変異した新型コロナウイルスが日本に入り込むことを防ぐために、ことしの春節での往来について控える必要があると指摘しています。 成田空港を拠点とするLCC=格安航空会社の春秋航空日本は、来月の旧正月の「春節」を前に日本で暮らす中国人の一時帰国の需要を取り込もうと22日、成田と中国の南京とを結ぶ便を就航させました。 成田空港を出発した第1便の乗客は日本在住の中国人など116人にのぼり、定員のおよそ8割が埋まったということです。 成田空港は、新型コロナウイルスの感染拡大による国際線の運休や減便で閑散とした状態が続いていますが、この第1便の搭乗口には乗客の行列ができ、感染防止のため白い防護服を着た人の姿も見られました。 政府は、新型コロナウイルスの水際対策で今
パソコンやスマートフォンなどでいつでもどこでも熊本日日新聞を読める「熊日ビューアー」をスタート!画面上で紙面の拡大縮小ができ、文字や写真が見やすく便利です。 熊本県は11日、熊本空港アクセス鉄道整備計画の事業化の是非を判断するため、有識者らによる検討委員会の初会合を熊本市中央区のホテルで開いた。鉄道を整備することで、車主体の現状からの改善を求める意見が相次いだ。 委員会はオブザーバーを含め13人。委員長には加藤一誠・慶応大商学部教授が就き、空港運営会社の熊本国際空港や交通事業者、経済団体の代表者らが参加した。 委員からは、新型コロナウイルス感染収束後の外国人観光客誘致をにらみ、「海外の旅行者は(JRが原則乗り放題になる)レールパスを使う人が多く、空港と駅が鉄道でつながるメリットは大きい」「個人旅行が主流となる可能性があり、鉄道の必要性が増すのではないか」など整備に前向きな意見が出た。 一方
政府は、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、海外から入国したり帰国したりする人に公共交通機関を利用しないよう要請していますが、成田空港では、鉄道やバスなどを利用する人が相次いでいる実態が検疫所の調べで明らかになりました。 政府は海外から帰国したり、入国したりする人に対して、空港から公共交通機関を使わずに各自で専用の車両を手配して自宅や訪問先に移動するよう要請しています。 しかし、国際線の利用者について「入国した人が公共交通機関を利用している」という情報が寄せられたため、成田空港検疫所は、今月、入国者が空港から移動する際の行動について調べました。 その結果、入国者が手荷物を宅配便のカウンターに預けるなどしたうえで、空港から鉄道や高速バスを利用して移動していたことが複数回、確認されました。 ヨーロッパから帰国した東北地方の60代の女性はNHKの取材に対し、成田空港から鉄道を利用して帰宅する
鹿島鉄道は石岡~鉾田間の約27キロを結んでいたが、利用客の減少で経営が悪化し、2007年3月末で営業を終えた。 写真展は鹿島鉄道ファンの団体「鹿島鉄道保存会」と、県などでつくる「茨城空港利用促進等協議会」が共催。筑波山を背景に田園風景の中を走る列車や、線路跡を利用した専用道を走る現在の路線バスの姿など約170点を展示する。 保存会の加藤三千尋代表(51)は「鹿島鉄道を知らない世代も増えているが、古里にこんな魅力的な鉄道があったことを多くの人に知ってほしい」と話す。 29日まで。午前6時~午後9時。観覧無料。問い合わせは協議会事務局の県空港対策課(029・301・2761)へ。 22日には空港近くにある鹿島鉄道記念館を一般公開する。車両3両のほか関連資料500点以上を収蔵する資料館。参加無料。申し込み方法の詳細は茨城空港のホームページ(http://www.ibaraki-airport.n
日本航空は、冬ダイヤ(今月25日~来年3月27日)で、南紀白浜空港(和歌山県白浜町)と羽田空港(東京)を結ぶ3往復6便すべてを165席の飛行機とする機材大型化の運航計画を立てた。これまで朝、夕の2往復4便で使われてきたが、昼の1往復では95席の機材だった。冬ダイヤでも予約状況などから95席の機材も一部運航しているが、11月はすべて165席の機材にするという。 県によると、羽田便が1日3往復になった平成22年以降、全便が165席の機材を使うのは初めて。30年からはエンブラエル190(95席)が全便に使われていた。昨年10月から朝、夕はボーイング737-800(165席)、昼はエンブラエル190が運航していたが、今回、計画上はすべてボーイング737-800になった。 コロナ禍の中での機材大型化になるが、日本航空広報部は「予約状況をみて計画を立てている」と説明し、「11月は21~23日の3連休で
ピーチ・アビエーション(APJ/MM)は夏ダイヤ最終日の10月24日、成田空港で入居しているLCC専用の第3ターミナル(T3)での運用を終えた。冬ダイヤ初日の翌25日からは、全日本空輸(ANA/NH)などが乗り入れる第1ターミナル(T1)に変更する。ピーチは2019年10月までT1に乗り入れており、1年ぶりに戻ることになる。 成田空港第3ターミナルでチェックイン機の移転準備を進めるピーチのスタッフ=20年10月24日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire T3からのピーチ最終便となったのは、午後8時20分に出発する関西行きMM320便。同便のチェックイン終了後、ピーチのスタッフらはチェックイン端末を片づけるなど、翌日のT1再移転に向け準備を進めた。 現在の国内線全24路線、国際線全17路線のうち、成田発着は国内線が10路線、国際線が2路線。翌25日からは、国
東京都が目指している小笠原諸島への航空路の開設に向けて、小池知事は赤羽国土交通大臣に対し、技術的な助言や財政措置などを要望しました。 この中で、小池知事は、東京都と小笠原村が目指している本土と島を結ぶ航空路の開設に向けて要望書を手渡しました。 要望書では、飛行場の建設や新たな航空機の導入に関する技術的な助言や、航空路の整備に向けた財政措置などを求めています。 このあと、小池知事は、小泉環境大臣とも会談し、航空路の開設にあたっては世界自然遺産に登録されている小笠原諸島の自然環境と調和したものになるよう関係機関との調整を要望しました。 会談のあと小池知事は、記者団に対し「赤羽大臣と小泉大臣には非常に熱心に要望を聞いてもらい、意識を共有できた」と述べました。
新型コロナウイルスの影響で国際線の利用者の回復がすぐには見込めない中、全日空は、羽田、成田、関西、中部の4つの空港で減便や休止している国際線を今後、需要が回復して再開する場合は羽田空港を優先させる方針を固めました。需要が回復するまでの間、羽田空港に集約することで、コストの削減を図る考えで、すでに関係機関との調整や航空機の売却を始めています。 さらにコストを削減するため、現在羽田、成田、関西、中部の4つの空港で減便や休止している国際線を今後、需要が回復して再開する場合は羽田空港を優先させる方針を固めました。 国際線は、来月は当初75路線・およそ5400便の運航を予定していましたが新型コロナウイルスの影響で28路線・およそ800便まで減便することを決めるなど厳しい状況が続いています。 需要が回復するまでの間、羽田に集約することで、コストの削減を図り、成田空港など各地の空港は需要の動向を見極めな
大分空港(大分県国東市)と大分市中心部を海上で結ぶホーバークラフトの導入を巡り、県がつくる選定委員会は16日、運航業者に大手タクシー会社「第一交通産業」(北九州市小倉北区)を選定した。11月にも正式決定し、2023年度の運航開始を目指す。これまでバスで1時間程度かかっていた行程が、約25分に短縮する見込みだ。空港の利便性が高まるホーバークラフトの復活が大きく前進しそうだ。【津島史人】 選定委によると、業者の公募に第一交通1社のみ応募があり、16日の審査で決めた。同社の提案した運航計画によると、1日18往復(36便)を運航し、運賃は片道1500円。ホーバークラフトは利用者低迷やリーマンショックの影響で09年に運休したが、その当時の運賃(2980円)の約半額に抑えるという。
東京都と大田区は、新空港線(蒲蒲線)整備に向けた負担割合などを協議する場を新たに設置した。区は早ければ2020年度にも整備主体(第3セクター)の設立を目指す。JR・東急蒲田駅周辺では再開発の機運が高まっており、両者はまちづくり動向も加味したより良い事業プランの作成に乗り出す。 東京都都市整備局都市基盤部と大田区まちづくり推進部が協議の席に着き、9月3日に新宿区の東京都庁で初会合を開いた。JR・東急蒲田駅の乗り換え利便性向上、沿線開発の動向、事業費の縮減について検討する方針で合意した。これらの検討を踏まえ需要予測や収支採算性などを精査して、都区負担の考え方を整理する。第2回会合以降は検討の状況に応じて開催する。 新空港線事業は、直線距離にして約800mで分断しているJR・東急蒲田駅と京急蒲田駅を地下でつなぐ鉄道を新設する。16年度の調査結果では、総事業費が1260億円、B/C(費用便益比)が
約2カ月ぶりに運行が再開され、黒煙を上げながら球磨川第一橋りょうを渡るSL人吉=19日午後3時50分ごろ、八代市坂本町(高見伸) 都道府県をまたぐ移動が19日に解禁されたのに合わせて、JR九州は同日から観光列車の運行を約2カ月ぶりに再開した。蒸気機関車が客車を引っ張る熊本-人吉の「SL人吉」もアジサイが咲く沿線を走り抜けた。 この日、運行を再開したのは同社の観光列車11路線のうち9路線。県関係はSL人吉や、熊本-人吉の「かわせみ やませみ」、熊本-三角の「A列車で行こう」など計5路線。 熊本空港では19日までに、休業していた空港内施設の物販や飲食などのテナントの大半が営業を再開。活気を取り戻しつつあるが、コロナ禍前の状況には至っていない。 一時、1日3往復に減った国内線は12往復に回復。ただコロナ禍前の40往復には程遠く、運営会社の熊本国際空港は「19日は昼時に施設内のテナントで飲食する利
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