JR西日本は23日、4月に投入する特急「やくも」(岡山―出雲市間)の新型車両「273系」の試乗会を伯備線岡山―新見間で開いた。1往復2便が運行され、事前に応募した家族連れら約120人が一足早く乗り心地を確かめた。 岡山駅にブロンズ色の4両編成が入線すると、参加者は早速車内へ。沿線の自然をモチーフにした緑色ベースのシートが並ぶ普通車に乗り込み、新見駅までの約1時間半、車窓の景色を楽しんだ。 黄色が基調のグリーン車も見学。ゆったりとしたシートに座ったり、写真撮影を楽しんだりした。普通車と同額で乗れる4人用の半個室は収納式のシートをフラットにでき、親子連れらが足を伸ばしてくつろいだ。 倉敷市立老松小3年の女子児童(9)は「それぞれの席に机や枕があって新幹線みたいだった」と話した。 新型車両はカーブの多い伯備線を高速で走る際の揺れを最小限に抑える新技術を導入。現行の車両(381系)に比べ乗り物酔い
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