グーグルのメガネ型端末「Google Glass」が15日に限定ながらも一般販売され、またたく間に売り切れた。スマホ市場が成熟化を迎える中、次なるフロンティアとして、ウェアラブル デバイス(Wearable Device)、あるいはウェアラブルコンピューターの主導権争いが本格化している。ウェアラブル(=コンピューターを身に付ける)という発想自体は、30年以上も議論されてきたものであり、決して目新しいものではない。しかし、スマートフォン市場の勝者であるアップルやグーグルらが相次いで参入を予定・表明していることで、IT業界を変えるおおきな“うねり”になると期待されている。 ウェアラブルデバイスの歴史 ウェアラブルデバイスの発祥には諸説あるものの、1981年にリュックサックにコンピューターを入れ、ヘルメットにビデオカメラを取り付けて着用したSteve Mann氏が先駆者であると言われる。 その後
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