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  • 無重力よ想いをのせて『ゼロ・グラビティ』 - いずむうびい

    『ゼロ・グラビティ』感想。 「宇宙なんか絶対行きたくねぇ!」と思ったし、「あぁ、綺麗だなぁ」とも思いました。主人公ストーン博士(asサンドラ・ブロック)の「どうすればいいの?!」というセリフに見事シンクロしてしまったボクは、そのあとの「ふざけんな!!」にも完全同意。まんまと良いお客さんです。この映画のパニック感っていうのは、対象がハッキリとしたうえで感じる「恐怖」ではなくて、そこに至る前の「混乱」なんですね。何にどう気を付けたらいいのかわからないスリルに心躍りました。 身動きがきかない、物を手に取れない、電波に頼らないと会話ができない。あれもこれも思い通りにいかなくて焦れったい世界が舞台です。宇宙のルールは人間にとってかくも非情なのです。そんな中で、「諦めることを学べ」「常に方法はある」と、適切な判断能力を発揮するベテラン宇宙飛行士マット(asジョージ・クルーニー)が超イイです。危機的状況

    無重力よ想いをのせて『ゼロ・グラビティ』 - いずむうびい
    katokitiz
    katokitiz 2013/12/29
    オレはあの「ペン」は『2001年』のオマージュだと思ってた。骨を投げて一気に未来に飛ぶのもそうなんだけど、ペンが浮かんでるっていうのも当時としては同じくらい「おおっ!」っていう感動があったかも
  • いずむうびい謹製SF映画ベストテン - いずむうびい

    炬燵を出そうか迷う頃にやってくる毎年恒例お楽しみ企画! 「男の魂に火をつけろ!」さんで開催される映画ベストテン企画に参加させていただきます。今年のお題はSF映画! ⑴『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』(1999 アメリカ ジョージ・ルーカス監督 ユアン・マクレガー主演) ⑵『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』(2002 アメリカ ジョージ・ルーカス監督 ユアン・マクレガー主演) ⑶『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』(2005 アメリカ ジョージ・ルーカス監督 ユアン・マクレガー主演) ⑷『アバター』(2009 アメリカ ジェームズ・キャメロン監督 サム・ワーシントン主演) ⑸『宇宙戦争』(2005 アメリカ スティーヴン・スピルバーグ監督 トム・クルーズ主演) ⑹『WALL・E/ウォーリー』(2008 アメリカ アンドリュー・スタントン監督 ベ

    いずむうびい謹製SF映画ベストテン - いずむうびい
    katokitiz
    katokitiz 2013/11/01
    早いな!(笑)
  • 『風立ちぬ』美しさでずたずたになりながら - いずむうびい

    『風立ちぬ』感想。 宮崎駿監督の「こうあってほしい」といった夢想をこれでもかとブチ込んだ夢想無双ではあると思います。でも、あれもこれも都合良く描かれているわけじゃなく、むしろ、描かれているのは矛盾ばかり。それでも、監督自身が、この物語をどうしようもなく切望しているような筆致は拭えない。といった矛盾のなかをぐるぐるさせられてしまう映画でした。 下級生をいじめる上級生を投げ倒す正義感を持っていたかと思えば妹との約束をうっかり忘れてしまったり、純粋な夢として追い求めている飛行機づくりが戦争に加担することを知っているけれど、そこまで気にかける感性は具わっていなかったりで、とにかく主人公・堀越二郎に掴みどころがないです。庵野監督の無為な声がそれに拍車をかけます。人間味を感じるのだけど何を考えてるのかわからないという矛盾した印象。この印象が映画全体に妙な雰囲気を落とし込んでいるんですが、そもそも登場人

    『風立ちぬ』美しさでずたずたになりながら - いずむうびい
    katokitiz
    katokitiz 2013/08/28
    いい感想。
  • 2013年上半期ベスト映画いくつか - いずむうびい

    2013年も折り返し。上半期の映画まとめ。映画館で見た新作映画28、自宅で見た新作映画20、それぞれからお気に入り映画を選ぶの巻。このままのペースなら昨年の数は軽く上回りそうだなぁ。見たい映画をたくさん見ていきたいですね。 今年一発目の劇場鑑賞映画『LOOPER/ルーパー』より始まりの合図待ちの図。 2013年上半期ベスト【劇場鑑賞編】 01.『LOOPER/ルーパー』 02.『キャビン』 03.『ゼロ・ダーク・サーティ』 04.『ラストスタンド』 05.『グランド・マスター』 『LOOPER/ルーパー』ライアン・ジョンソン監督は、それまで持っていた価値観が全てリセットされてしまい人生観が180度変わってしまう、という作家性を見せてくれます。袋をかぶった悪人たちは、自分がどこに飛ばされたのかを知らずに処刑される。しかし、ルーパー達もまた袋の中にある「世界」を知ることなくサイクルを閉じ

    2013年上半期ベスト映画いくつか - いずむうびい
  • 大傑作にタップアウト『Warrior』 - いずむうびい

    『Warrior』感想。 2011年全米公開。クエンティン・タランティーノが2011年映画ベスト第9位に選出するなど高評価を得るも日未発売。最近高まってきた総合格闘技(MMA)映画の熱にあてられてUS版Blu-rayを購入。ハイ、大傑作でした。英語わかんなくても大感動。バラバラになった家族の感情がストイックに描かれた映画であり、MMAを扱った映画のなかでボクの見た限りでは一番ホンモノに近い映画でしたね。いやー泣いた泣いた。いがみ合う兄弟とその二人に憎まれる父。三者三様の生き様が優勝賞金5億円のMMAトーナメント「スパルタ」でぶつかり合います。 まず、トム・ハーディ(弟)が素晴らしい。彼の醸し出す「強さに内包された弱さ」は、見る者の心にみしみしと重しをのしかけてくるかのようです。対するはジョエル・エドガートン(兄)。弟とは逆に「内に秘めた強さ」で勝負。兄はUFC参戦経験こそあるものの今は高

    大傑作にタップアウト『Warrior』 - いずむうびい
    katokitiz
    katokitiz 2013/06/03
    タランティーノが2011年映画ベスト第9位に選出するなど高評価を得るも日本未発売>ふむふむ。観たいなぁ。
  • 五月病も何のそので映画いくつか - いずむうびい

    『ブランデッド』感想。 DVDスルー新作。仕事も恋も順風満帆な敏腕マーケティング・コンサルタントの男の人生が転落していくまでは「うんうん」てな感じでラクに見ていられるんですが、転落して田舎の牛飼いにクラスチェンジするあたりからは、ヘンな夢見て牛燃やすヘンな儀式するわ、人々の頭上にグニョグニョしたヘンな物体が見えるわで、なんじゃこりゃとしか思えなかったです。そのなんじゃこりゃ感がイイんですけれど、街でハンバーガーショップの看板見たらハンバーガーべたくなっちゃったよーみたいな人の抱く欲望やそのハンバーガーショップに身も心も捧げて働いていますといった忠誠心がグニョグニョとした奇怪な物体で可視化されていて、それが唯一見える主人公が目には目をマーケティングにはマーケティングをと企業戦争に持ち込んでいく様子をしっかりお金かけて(かけたように見える!)グニョグニョが進化してガオーガオーしてギャー!っと

    五月病も何のそので映画いくつか - いずむうびい
    katokitiz
    katokitiz 2013/05/28
    全部おもしろそう。特に「7 DAYS」観たい!ナマニクさんが紹介してたヤツだよね??
  • 田舎の武器庫になんでもアリフォルニア『ラストスタンド』 - いずむうびい

    『ラストスタンド』感想。 違反待ちをしているパトカーの横を目にも止まらぬ速さで駆け抜けていく車。観客にはそれが車だとわかるが、ドーナツに夢中の警察官にはわからない。時速300km超えの測定値から無灯火のジェット機だと思ってしまう(それもスゴイな!)。それからCG画面に変わってタイトルコール。舞台はメキシコ国境付近の田舎町へ。アーノルド・シュワルツェネッガーが保安官としてスクリーンに復活。町は地元ハイスクールのフットボールチームの応援へ出掛けようとワイワイガヤガヤ。この賑わいがまるでシュワさんの俳優復帰を祝しているようなイイ感じ。車を置いて応援についていこうとする市長の駐車違反を咎めるシーンなんかはシュワさんの知事経験を踏まえているようで気が利いてます。 この、冒頭で行われる「町の若い衆のほとんどは応援にお出掛け」「市長のイイ車とハイスクールバスは置きっぱなし」という説明が、後に伏線として地

    田舎の武器庫になんでもアリフォルニア『ラストスタンド』 - いずむうびい
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    katokitiz 2013/05/07
    これは良いレビュー
  • いずむうびい謹製2012年のベスト映画 - いずむうびい

    ※いずむうびい謹製ベスト映画のマスコット・ピルグリムさん。 2012年も終わり。今年の劇場鑑賞は48。自宅での新作鑑賞は29。合計77の新作チェケラ数となりました。 今年は、就職&同棲という大スペクタクルに見舞われたものの結構映画は充実していたような気がします。栃木の片田舎でこれだけ満足感を得られたということは豊作の年だったんでしょうね。ごちそうさまでした。それでは、そんな中からお気に入りの10をば!レッツラ、ドン! 2012年ベストテン! 01.『007 スカイフォール』 02.『今日、キミに会えたら』 03.『小悪魔はなぜモテる?!』 04.『エージェント・マロリー』 05.『ドラゴン・タトゥーの女』 06.『僕の大切な人と、そのクソガキ』 07.『アルゴ』 08.『ヤング≒アダルト』 09.『ヘッドハンター』 10.『今日、恋をはじめます』 ででーん。コチラになります! 『0

    いずむうびい謹製2012年のベスト映画 - いずむうびい
    katokitiz
    katokitiz 2012/12/22
    【もちろん楽しんだ大型話題作】部門はオレと一緒だ!
  • 山王会・オブ・ザ・デッド『アウトレイジ ビヨンド』 - いずむうびい

    『アウトレイジ ビヨンド』感想。 見るとバカヤロウ!コノヤロウ!と言わずにはいられない呪いがかかってしまう『アウトレイジ』(2010)から5年後の物語。一体どんな映画なんだろう?っていう気持ちで一杯だったんですが、うおおおおおお!そうきたか!面白い!面白いぞ!バカヤロウ!コノヤロウ!でありましたね。最高! 実は生きていた大友(asビートたけし)による「誰がまたヤクザやるっつったよォ」というセリフは映画そのものを指しているように思います。前作にあった暴力の娯楽性は鳴りを潜め、淡々と人が死んでいきます。会話の流れ上でこそ皆キレますが、常にキレているのは唯一の非コワモテである石原(as加瀬亮)です。これは、もう前作とは別の方向性だということを宣言していますよね。 関東vs関西勃発のきっかけになったのは「指噛みちぎり」でした。このシーンはゾンビを想起させますが、死んでも生き返る=ゾンビという記号は

    山王会・オブ・ザ・デッド『アウトレイジ ビヨンド』 - いずむうびい
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    katokitiz 2012/10/09
    あのエレベーターのシーンにはそんな意味が!
  • やもめ暮らしの鼠『夢売るふたり』 - いずむうびい

    『夢売るふたり』感想。 ボクが何で映画見てるかっていうと「ヘンなひと」が見たいからなんですよね。ヘンなひとのヘンな行動/言葉、そして、その様子に「う、うわぁ……」とか「えぇぇ???」とか思いたい。それも、ジーッと見つめながら。まじまじと。執拗に。 西川美和監督は寝てるときに見た夢の話を『蛇イチゴ』(2002)、『ゆれる』(2006)と映画にしてきて、そこで得た自分への評価のしこりを『ディア・ドクター』(2009)と映画にしてきました。そんな西川監督の新作『夢売るふたり』は、寝ているときに見た“夢”の話ではなく、監督オリジナルの創作モノで、目標/願望としての“夢”を持った人々のお話。 この物語にはイイことなんて無かったと思います。誰一人として“夢”を叶えていないからです。カモられたほうにとって「いい経験」になんかなるハズがない。ねずみ算式に負の感情が積み重なって遂にはお互いを見失った里子(a

    やもめ暮らしの鼠『夢売るふたり』 - いずむうびい
  • 痴的生命体『プロメテウス』 - いずむうびい

    『プロメテウス』感想。 「エイリアン」と人類の起源を解き明かす‐‐‐‐‐という触れ込みと、「人類の起源」で検索してはならない…との宣伝文句が印象的だったこの映画ですが、その印象だけでいざ見てみると、まず、オープニングの3D大自然祭り映像にアッケラカンとさせられ、その数秒後にはひょっとして『アバター』(2009)に喧嘩でも売ってるのか!?と思わされる「白いヒト」が登場して、何なんだこりゃあ??という内に映画『プロメテウス』は始まっていきます。つまりパーフェクト! 3D映像の感想から書くと、えー、あくまでIMAX未体験者としてですが、近年でトップクラス、いや、ベストに近い映像体験だったでしょうねぇ。奥行きを見せるために人物を遠方に配置!飛び出すのではなく嵐が迫り来る!巨大な人工物が空から地鳴りをあげて倒れてくる重量感!!といった具合に終始口と目が開きっぱなしフルスロットル。つまりパーフェクト。

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  • シス座流星群と名づけよう『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス 3D』 - いずむうびい

    栃木での鑑賞オフ会と銘打って3D字幕版で見てきたよ。一発目のオフ会がこの作品というのも味があってイイんじゃないかなと。公開当時に5〜6回は見たと思う。小学校の高学年になるまでは、ボクにとって映画とはもっぱらテレビで見かけるもので、映画館に行くのも春夏冬それぞれの長い休みに『ドラゴンボール』などの東映アニメや『ゴジラ』『クレヨンしんちゃん』などのシリーズものに友達友達の兄貴とお母さんと4人で行くのが行事みたいなものとしてあっただけだったんだけど、そんなボクの一人映画館デビューは、親の買い物を待っているのが退屈だから映画館に置いていけと頼んで見た『もののけ姫』(1997)で、満席のなか劇場中段の中通路最前列で見たときの景色を今でもよく覚えている。ただ、同じ年の同じ時期に『エヴァ』の映画を親と並んで見て、「サイテーだぼく」の場面が強烈に気まずかったのも鮮明に覚えている。大体、この辺りから映画

    シス座流星群と名づけよう『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス 3D』 - いずむうびい
    katokitiz
    katokitiz 2012/03/18
    みんな思い出話に花が咲くねい。
  • イーストウッドはイイひとずっと『J・エドガー』 - いずむうびい

    クリント・イーストウッド監督最新作。公開規模の小ささが気になりますが、とてもおもしろかったです。前のめりになって集中して鑑賞してきましたよ。謎の多い人物であるFBI初代長官ジョン・エドガー・フーヴァーについて、その謎に重きを置くのではなく、事実として有力な出来事をつなぎ合わせる描き方をしていて、ハッキリとした物言いではないのに少しもモヤッとしないあたりは、イーストウッド監督ってやっぱりすごいなぁと思いました。フーヴァー長官について何の知識もないボクのような人にも「あぁ、こういう人だったのかなぁ」というイメージを与えてくれる。見終えて一日経った今「イイ映画だったなぁ」としみじみ感じておりますよ。 生き馬の目を抜かんとばかりに盗聴を仕掛けていったり、武勇伝を誇張いっぱいに語ったりするフーヴァー長官ですが、その猜疑心と虚栄心は、すべてFBIというフーヴァー長官自身がつくった/守ってきたもののため

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    katokitiz 2012/02/07
    こっちじゃやってねぇんだってばよ!
  • こんなこと考えた奴は一体どこのドイt(ry『ムカデ人間』(2010) - いずむうびい

    昨年見ていたら間違いなくベスト10入り!手に汗にぎる緊張感と頭が沸騰しそうになるくらいのバカバカしさを同時に感じる傑作でありました。「人間のお顔とお尻をくっつければ、ムカデ人間の出来上がりなのだ!!」という、一体どんな切り口でツッコみを入れればそんなことを言う人を改心させられるのかボクにはまったくわからないんですが、そのアイデアだけに終わっていないのが、こんな設定にも関わらず大してエロくもなければグロくもない、つまり、過剰なエログロを抜いて余った時間に「理不尽さ」というリアリティーを書き加えていることとそのセンスが、映画の質を一つか二つ上げているんだと思います。 ムカデ人間なるものを夢見るヨーゼフ・ハイター博士と、そのムカデ人間の先頭をやらされる大阪のチンピラ/名をカツロー。この二人のやり取りがメインであり見所ではありますが、一応、物語としての主人公は、ムカデ人間の真ん中を任されることにな

    こんなこと考えた奴は一体どこのドイt(ry『ムカデ人間』(2010) - いずむうびい
    katokitiz
    katokitiz 2012/02/05
    奇をてらってるように見せかけといて、すっごくおもしろい映画だったよね。
  • いずむうびい謹製2011年のベスト映画 - いずむうびい

    パンパカパァァァァーンッッ! はーい。数を出しますよ数をー。今年の劇場鑑賞は71。自宅鑑賞数は31。いやったーひゃくいってるじゃんかひゃくー。はい。なんとか大台にのせて2011年劇場公開作品102を鑑賞することができました。そのなかから「好きだ!この映画好きだ!」という映画を10セレクション。 では、さっそくいってみよーやってみよー! 2011年ベストテン! 01.『スコット・ピルグリムvs.邪悪な元カレ軍団』 02.『ピラニア3D』 03.『宇宙人ポール』 04.『映画 けいおん!』 05.『ステイ・フレンズ』 06.『台北の朝、僕は恋をする』 07.『ドリーム・ホーム』 08.『ハングオーバー!!史上最悪の二日酔い、国境を越える』 09.『ソーシャル・ネットワーク』 10.『ワイルド・スピード MEGA MAX』 ででーん。決まりました。 10の『ワイルドスピード』はヴィン・

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  • いずむうびい謹製スポーツ映画ベストテン! - いずむうびい

    毎年恒例・・・とか言えるようになったのが私事ながら感慨深いのだけど、年末のお楽しみ企画『男の魂に火をつけろ!』さんで開催中の映画ベストテン企画に参加させていただきまする!今年はスポーツ映画! スポーツ映画ときいて頭に1も浮かばなかったボクは、映画データベースや映画データベースや映画データベースを駆使して、今年はあやまんJAPANとなでしこJAPANが活躍したから女子スポーツ縛りで10選びたいな〜とかいう邪なコトを考え付き、『ベッカムに恋して』とか『恋はハッケヨイ!』とかを見つけながら、あ〜知ってる知ってる!タイトルは知ってるゼ!なんてしたり顔してPCに指さされて笑われていたのかどうかはわからないけれど、そのリストをわざわざツイッターにメモ投稿してウキウキしながらツタヤに出向いたはいいものの「すべて在庫なし」という強烈なしっぺ返しをらったことで心が折れ、たとえ内容を覚えていなくとも心に

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    katokitiz 2011/11/04
    グラディエーターがあったか!!
  • ムーンライト伝説inタイペイ『台北の朝、僕は恋をする』 - いずむうびい

    2010年に台湾で大ヒットしたラブストーリー。見てみました。いや〜良かった!『ピラニア3D』見てパイ!オツ!パイ!オツ!とか言ってた夏が過ぎ去って、シリアスに人恋しいこの季節にてくてくとボクの心に歩み寄ってきてランニングホームラン!なんて素敵な映画だっ! 『ビフォア・サンライズ』のような一晩の出来事のおはなしで、いわゆるボーイミーツガールな作ですが、引くときは引いて動くときは動く適度なカメラワークとカット割りにまずセンスとテンポが備わっていて、全体的にゆるい雰囲気ではあるものの、警察から逃げ回ったり誘拐されたりのハチャメチャ展開もあって超たのしいです。まぁ、それもゆるいのがイイんだけど。 映画は主人公ふたりだけではなく、さまざまな「恋」について描いてくれています。失恋と片想い、過ぎ去った恋に消えかかっている恋、そして、これからはじまる恋。登場人物たちに訪れている色んな恋模様が、月明かりに

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  • 常人二十面相『MAD探偵 7人の容疑者』 - いずむうびい

    ジョニー・トー監督作品。少年のように怯える者はそのまま「少年」に見え、利己的な女のように嘘や企みごとをする者はそのまま「利己的な女」に見えるといった具合に「人の内面が見えてしまう」主人公バン刑事(asラウ・チンワン)の視点がそっくりそのまま可視化されていて驚きました。すごく良かったです! 有り体にもほどがある映像表現なので当に驚いたんですが、その驚きには「見てはいけないものを見てしまった」感じがあって、それはなぜかって「見えはしないけれど、知っていることだから」だと思うんですよね。誰だってそのときの相手/状況次第で人が変わるはずです。そんな風に簡単に納得させてくれるこの映像表現は物凄くどうかしているように思えて良かったですね。 映画の物語は、その視点の可視化にあるバン刑事のどうかしてる感についてであって、「刺殺犯になりきるため豚をメッタ刺し」「女子高生の遺体がスーツケースの中で発見とあら

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  • ヒーローコスチュームは超現実の夢を見る『スーパー!』 - いずむうびい

    ジェームズ・ガン監督作品。昨年の『キック・アス』におけるヒットガールとは「優れた身体能力と親に仕込まれたアメコミを基にした殺人テクニック」というとてつもない怪物性を持った言わば「子ども版ブライド(as『キル・ビル』)」といった存在だったけれど、作は、徹頭徹尾、凡人であるコトを貫いたヒーロー映画でありました。 このテのヒーローものを見るときに気にかけているのが「その世界に映画やコミックはあるのか?」ということ。たとえば、バットマンみたいなやつだ!という台詞があれば、その世界にはバットマンが自警団の象徴として存在していることになるし、まるでスパイダーマン/スーパーマンだ!という台詞があったなら、その世界には空を飛んだりするパワーが「無い」ということになる。 『キック・アス』のオープニングは、どっかのキチガイがビル屋上からお手製マントで飛行にチャレンジ!落ちて死亡!という世界のルールを提示した

    ヒーローコスチュームは超現実の夢を見る『スーパー!』 - いずむうびい
    katokitiz
    katokitiz 2011/08/03
    観てないけど良い文章。
  • 渋谷で1000円2本立て『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』と『モンスターズ/地球外生命体』 - いずむうびい

    『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』 グラフィティアートという文化を知らなかったので結構困ってしまったんですが、要は映画のスクリーンという壁にバンクシーが描いた「アートへの侮辱」に対する風刺、という作品だとは思うんですが、あくまで単なるドキュメンタリーとして見ると、バンクシーやMBWへのインタビューは一体どーゆー立場の誰が行っているのか?という点が腑に落ちなくて、そのインタビュアーが分からないと映像がリアルなのかフェイクなのか判断しずらい気がするんです。そして、これって多分あちらの思惑のような気もするんですよね。 なんだかエクスプロイテーション映画?というか流行りモノ?への批判をリアルなのかフェイクなのかわからないセンセーショナルな体で描いた物凄く大人げないモノ、という風に見えてしまいました。そもそもMBWが評価されていなかったのなら、きっとこの映画をつくらなかっただろうし、評価され

    渋谷で1000円2本立て『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』と『モンスターズ/地球外生命体』 - いずむうびい
    katokitiz
    katokitiz 2011/07/28
    モンスターズ楽しそうだなぁ。というか、ものすごく上京しているなっ!