『ゼロ・グラビティ』感想。 「宇宙なんか絶対行きたくねぇ!」と思ったし、「あぁ、綺麗だなぁ」とも思いました。主人公ストーン博士(asサンドラ・ブロック)の「どうすればいいの?!」というセリフに見事シンクロしてしまったボクは、そのあとの「ふざけんな!!」にも完全同意。まんまと良いお客さんです。この映画のパニック感っていうのは、対象がハッキリとしたうえで感じる「恐怖」ではなくて、そこに至る前の「混乱」なんですね。何にどう気を付けたらいいのかわからないスリルに心躍りました。 身動きがきかない、物を手に取れない、電波に頼らないと会話ができない。あれもこれも思い通りにいかなくて焦れったい世界が舞台です。宇宙のルールは人間にとってかくも非情なのです。そんな中で、「諦めることを学べ」「常に方法はある」と、適切な判断能力を発揮するベテラン宇宙飛行士マット(asジョージ・クルーニー)が超イイです。危機的状況
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