「えん罪捜査はいっぱいある」「検察にも説明責任はある」…。民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体をめぐる土地取引事件で、小沢氏の秘書ら3人の逮捕後初の閣僚記者会見が19日、開かれたが、閣僚たちは口々に小沢氏を擁護、検察やメディアへの批判まで飛び出した。民主党内で小沢氏への批判が起きないことについて、開き直りとも受けとれる発言もチラホラ。「政治とカネ」問題を徹底追及してきた野党時代の面影はどこに行ったのか。 ■平野博文官房長官「あまりにも一方的に情報が媒体に出てくることで不公平感を感じるところはある。弁護士の話が出てこず、一方的に『関係者によると』とか、少し一方的かなあという気はする」 ■原口一博総務相「『関係者』という報道は、何の関係者なのか分からない。検察の関係者なのか、被疑者(の関係者)なのか。そこは明確にしないと、電波という公共のものを使ってやるのは不適だと考える」 ■赤松広隆農林水産