元々社員の約9割が在宅勤務の「リモートファースト」企業HashiCorp、創業者のハシモト氏が語った教訓:リモートワークとは、「家を職場にすること」ではない(1/2 ページ) オープンソースのITインフラ構築自動化ツール群を事業とするHashiCorpは、創業当初から「リモートファースト」を続けてきた。創業者のミッチェル・ハシモト氏が、コミュニケーションの大切さとパーソナルヘルスについて、具体的な教訓を語った。
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「失敗の振り返り」は、同じ間違いを繰り返さないために必要なこと……と分かっていても、できれば避けて通りたいツラい作業でもある。失敗したのが、自分自身が責任者として取り組んだプロジェクトであれば、なおさらだ。2019年4月24日に東京の大田区産業プラザPiOで開催された「明日の開発カンファレンス」では、あるサービスのプロダクトオーナー(PO)を務めた開発者が、あえて公開の場でその苦行に挑んだ。なぜ、そのサービスは失敗してしまったのか。立ち上げから、クローズまでの過程で、どのような意思決定があったのか。貴重な「公開振り返り」が行われた。 「総売り上げ:35400円 受託エンジニアが自社サービスのPOをやって学んだこと」と題したセッションを行ったのは、現在、永和システムマネジメントで「Agile Studio Fukui」のディレクターを務める岡島幸男氏だ。同社は受託開発ビジネスを主軸に、近年で
GitHubが障害を総括、43秒間のネットワーク断が1日のサービス障害につながった:データベースの不整合解消に時間 GitHubは2018年10月30日(米国時間)、2018年10月21日16時頃(米国太平洋時)から約24時間にわたって発生した障害に関する分析報告を、同社のブログに掲載した。これによると、ネットワーク機器の部品交換で生じた43秒のネットワーク接続断が、GitHubのメタデータ管理データベースの不整合を引き起こし、復旧に時間を要したという。 GitHubは2018年10月30日(米国時間)、2018年10月21日16時頃(米国太平洋時)から約24時間にわたって発生した障害に関する分析報告を、同社のブログに掲載した。これによると、ネットワーク機器の部品交換で生じた43秒のネットワーク接続断が、GitHubのメタデータを管理するデータベースの不整合を引き起こし、復旧に時間を要した
長期休暇明けは、サーバ/RAIDのトラブルに要注意 最大で10連休を取れる企業もある、2016年のゴールデンウィーク(GW)。だが、システム運用者や管理者は、連休に浮かれて気を抜くことはできない。GWの連休明けに、思わぬサーバ/RAIDのトラブルが待ちかまえているかもしれないからだ。 データ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」を提供しているデジタルデータソリューションによると、GWや年末年始などの長期休暇明けは“サーバやRAIDなどのHDD(Hard Disk Drive)障害”が急増し、同社に持ち込まれるサーバ機器のデータ復旧依頼件数が平時の倍以上になるという。 なぜHDD障害が長期休暇明けに多発するのか、万が一、トラブルが発生した場合には、どのように対処すればよいのかを、「データ復旧のプロ」であるデジタルデータソリューションの太田高寛氏(データ復旧事業部 エンジニアグループ 総責任
100~1000倍の高速化を実現――オラクル「Oracle Database In-Memory」を発表:Oracle Database 12c対応ハードウェアで利用可能 オラクルがインメモリデータベース「Oracle Database In-Memory」を発表した。エンタープライズアプリケーションのテストでは、100~1000倍の高速化を実現できたという。 米オラクルは2014年6月10日(米国時間)、インメモリデータベースの「Oracle Database In-Memory」を発表した。アプリケーション、ミドルウェア、データベースシステムを横断するインメモリ機能を提供し、100~1000倍の性能向上をうたっている。 オラクルの発表によると、Oracle Database In-Memoryは「Oracle Database 12c」を拡張してリアルタイム分析を可能にし、分析、データ
なぜ理系は文系に使われるのだろうか?:経済評論家・山崎元の「エンジニアの生きる道」(1)(1/2 ページ) エンジニアがエンジニアとして生き残るためには、技術を経済活動につなげるためのビジネス的な観点が必要だ。では、そのために何を考え、何を行えばよいのだろうか。本連載では、ビジネスのプロである経済評論家の山崎元さんが、あえて非エンジニアの立場から、エンジニアに足りないものをアドバイスする。 はじめまして。経済評論家の山崎元です。 私自身はエンジニアではありませんが、本連載では、「エンジニアもビジネスパーソンである」という事実に基づいて、エンジニア読者がよりよい職業人生を歩むことができるような考え方のヒントを提供することを目指します。どうぞ、よろしくお願い致します。 ※この連載はWebサイト『経済評論家・山崎元の「エンジニアの生きる道」』を、筆者、およびサイト運営会社の許可の下、転載するもの
Linux Storage Filesystem/MM Summit 2014からの便り:Linux Kernel Watch(1/2 ページ) お久しぶりです、Linux Kernel Watchが帰ってきました。3月に行われた「Linux Storage Filesystem/MM Summit 2014」の主なトピックを紹介します。 皆さん、お久しぶりです。私は今ボストンで、米レッドハット常駐という立場でRed Hat Enterprise Linux(RHEL)開発に携わっています。 今回はサンフランシスコ近郊のナパバレーで2014年3月24~25日に行われた「Linux Storage Filesystem/MM Summit 2014」(以下LSF/MM)の中から面白かったトピックをピックアップしてお届けしたいと思います。 LSF/MMはLinux Foundation主催で行
fluentdのほかにもバイナリシリアライゼーションフォーマット「MessagePack」の開発などで知られる古橋氏だが、学生時代からその技術力の高さには定評があり、注目され続けてきたスーパーエンジニアでもある。 今回、fluentdのユーザーでもあり、古橋氏とは旧知の仲でもあるグリー 開発本部 リーダーの森田想平氏がインタビュアーとなり、fluentdにまつわるトピックや、トレジャーデータでの開発、オープンソースへの想いなどを訊いている。本稿では、その模様をお伝えしながら、“エンジニア・古橋貞之”の魅力に迫ってみたい。 fluentd v11の注目ポイント 森田 まずは、グリーでも大変お世話になっているfluentdについて、いろいろ聞かせてください。開発中の新バージョン(v11)では、かなり大きな変更や機能追加があると伺っていますが、注目ポイントをいくつか教えてもらえますか。 フィルタ
この記事に興味を持つ皆さんならば、最近注目を集めるようになった「仮想ルータ」という言葉も耳にしたことがあることでしょう。この記事では、仮想ルータを実現する3つの方法ごとに、メリットと最適な利用用途について考察していきます。 仮想ルータとは何か この記事に興味を持ち、読んでいる皆さんならば、最近注目を集めるようになった「仮想ルータ」という言葉も耳にしたことがあるのではないでしょうか。 「仮想ルータ」とは、その名の通り『仮想的にL3ルーティング機能を提供する仕組み』のことです。サーバ仮想化技術の発展と普及に伴い、サーバ/リソースをオンデマンドでデプロイすることが容易になった一方で、それらのサーバ/リソースをつなぐネットワークは依然として用意が面倒です。そこで、ネットワークも同じようにオンデマンドでデプロイできるようにしたいという要求が強くなっています。 仮想ルータはこのような要求に答えるための
4月16日、一般社団法人新経済連盟主催、経済産業省後援「新経済サミット2013」が開催された。新経済サミット2013は、産業界および政官界へ意識改革を促すためのアクションとして始動したイベント。既存の仕組みにとらわれない海外の企業やサービス動向を基に、日本における環境整備や教育の在り方がディスカッションされた。 セッション1では、Androidの生みの親 アンディ・ルービン(Andy Rubin)氏、Twitter共同創業者 ジャック・ドーシー(Jack Dorsey)氏、Skypeで世界をつないだ ニクラス・ゼンストローム(Niklas Zennstrom)氏らがスピーカーとして登壇し、それぞれがイノベーションを起こすまでの歩みが語られた。 一方、セッション2では、海外のイノベーション事例と対比し「日本から破壊的なイノベーションを起こすには?」という観点からディスカッションが行われた。海
ビッグデータ時代―なぜ、いま機械学習なのか Apache Hadoop(以下、Hadoop)の登場で、今まで捨てていたデータ、貯めるだけで処理しきれなかったデータを活用できるようになりました。 活用手段として最近とみに注目されている技術が「機械学習」であり、Hadoopの強みを生かし簡単に機械学習を行うためのライブラリが、「Apache Mahout」(以下、Mahout)です。 本稿ではMahoutを動かしてみることで、機械学習の常識を身に付けます。 そもそも、機械学習とは? 機械学習とは、一定のデータをコンピュータ・プログラムに「学習」させ(すなわち、そのデータに潜むパターンや規則性を表す「モデル」を自動的に構築させ)、他のデータにそのモデルを適用すれば、あたかも人間のように複雑で柔軟な判断が行えるようにするという試みです。 機械学習をビジネスに活用した例は、レコメンド(ユーザーや商品
12月版 ネットワークアクセス権も放棄せよ 小崎資広 2010/1/12 新年明けましておめでとうございます。皆さまいかがお過ごしでしょうか? 筆者はうっかり昨年末にパッチをLKMLに送ってしまったのがたたって、まったく心の休まらない正月でした、しくしく。そういえば、去年もTOMOYOのパッチをレビューして正月をつぶしたんだよなぁ……なんて思い出がよみがえります。 さてさて、去年はTOMOYO、perf/trace、KSM、discardとさまざまなパッチがマージされましたが、今年はいったいどんなパッチが登場するのでしょうか? disablenetworkから始まった議論、LSMに飛び火 Michael Stoneは、disablenetworkという新しいセキュリティ機構を投稿しました。disablenetworkとは、DJB(qmail、djbdnsの作者として有名。またセキュリティに
5月版 BitKeeperからgitへ、ソースコード管理ツール大変更 上川純一 日本ヒューレット・パッカード株式会社 コンサルティング・インテグレーション統括本部 2005/5/31 FUSEをユーザー権限でどう扱う? 先月でも紹介した、ユーザー空間のアプリケーションでファイルシステムを提供するFUSE(Filesystem in Userspace)を利用すると、ファイルシステムを一般ユーザー権限でマウントできるようになります。 便利そうな機能ですが、問題がないわけではありません。例えば「/tmpに何か別なものをマウントできるようになるのはまずいのではないか」という意見がありました。FUSEの用途としてsshfsなどが考えられているため、一般ユーザーがマウントしたとしても、ほかのユーザーは見ることができない機構が必要だ、という意見も出ています。また、ユーザーがファイルを作成でき、適当な権
3月版 2TBを超えろ! ATAディスクの4Kセクタ問題とは? 小崎資広 2010/4/7 アライメント問題のディスクベンダからの奇妙な回答 さて、このままでは4KiBセクタHDDは使い物になりません。 誰がいい出したのか分かりませんが、これを解決するために、ATA規格には「アライメントオフセット」という概念が導入されています。 どういうコンセプトの機能かというと「どうせ論理セクタはHDD内ファームウェアで作られた仮想的な概念なのだから、物理セクタで使わない場所があってもいいではないか」という発想の下、物理セクタ0に論理セクタを7個しか入れず、LBAを1つずつずらすのです。これにより、LBAの物理セクタ境界は「8、16、24、32、40、48、56、64」のような8×nのLBAかから、「7、15、23、31、39、47、55、63」のような(8×n)-1のLBAとなり、LBA63は物理セク
「Hudson」改め「Jenkins」で始めるCI(継続的インテグレーション)入門:ユカイ、ツーカイ、カイハツ環境!(21)(1/4 ページ) CIツール「Hudson」改め「Jenkins」とは 「Jenkins」とは、CI(継続的インテグレーション)ツールとして有名な「Hudson」の開発者たちにより開発されているCIツールです。Hudsonは商標上などの問題によりJenkinsと名前を変えて継続することが発表されたので、記憶に残っている方も多いと思います。現在では落ち着いて開発されているようです。 本稿では、今話題のJenkinsの使い方を紹介します。本記事の想定読者は、Java開発を行っている方で、「今までCIを導入していなかったけどこれから導入しよう」「Jenkins(Hudson)は使えそうだけど、難しそうだなぁ」と思っている方を対象としています。本稿を読めば、10分程度でJe
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