こんにちは。夢中図書館へようこそ! 館長のふゆきです。 全国の城や史跡をぶらり旅する「夢中図書館 いざ城ぶら!」。現在、家康を辿る城旅を展開中…。 今日の夢中は、家康を辿る城旅「浜松城」!岡崎から浜松へ…家康が17年本拠とした遠江の城です。 ■家康を辿る物語 今川氏真の籠る掛川城をなんとか開城させた家康でしたが、さらなる難題が降りかかります。 このとき、家康は武田氏と同盟を結び、共に今川領に侵攻していました。 その条件は、東の駿府は武田領、西の遠江は徳川領とするというものでした(異説あり)。 にもかかわらず、武田家臣の秋山虎繁(信友)が、遠江に侵攻してきたのです。 これに対し家康は武田信玄に強く抗議。信玄は撤退すると約束しましたが、これをきっかけに同盟は崩壊しています。 元亀元年(1570年)、強大な武田軍の侵攻に備えるため、家康は本拠を三河岡崎から遠江曳馬に移します。 このとき、2年前に