バスケットボール男子日本代表が31日のワールドカップ(W杯)順位決定リーグで格上のベネズエラに86―77で逆転勝ちし、日本のパリ五輪出場権獲得に王手を懸けた。両チーム最多の23得点した最年長の比江島慎(宇都宮)は最終クオーターだけで17得点と大暴れした。一度シュートが決まりだしたら止まらず、ファンから「比江島タイム」と称される現象はなぜ起きるのか。(末継智章) 比江島が小学生のときに古賀ブレイス(福岡県古賀市)でコーチだった山本剛嗣監督(42)は、6年生の県大会決勝で、その年一度も勝ったことがなかった強豪チームを破った試合で見た記憶がある。第1クオーターに味方が互角以上の戦いを繰り広げると、第2クオーターに出番が回ってきた比江島が一気に突き放した。「普段はのらりくらりしていている比江島が、スイッチが入ったように最初からエンジンがかかって点を取りに行った」と振り返る。 全員がジャンプして撮る
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