工作機械は“盛って”“つなげて”が当たり前に、JIMTOFプレビュー:JIMTOF 2018 開催直前情報(1/2 ページ) 2018年11月1~6日に開催される「第29回日本国際工作機械見本市(JIMTOF2018)」だが、前回の2016年開催に引き続き、「IoT活用によるつながる化」と「金属積層造形」が大きなテーマとなりそうだ。注目の展示テーマをプレビューする。 2018年11月1~6日に開催される「第29回日本国際工作機械見本市(JIMTOF2018)」だが、前回の2016年開催に引き続き、「IoT活用によるつながる化」と「金属積層造形」が大きなテーマとなりそうだ。注目の展示テーマをプレビューする。 JIMTOFは工作機械と関連製品や技術の展示会で2年に1回のペースで開催されている。JIMTOF2018は出展社数が1085社となり過去最多となる。来場者目標は15万人としており、前回以
In English ■初めに PID制御や現代制御などの制御工学(理論)の基礎や、制御工学に必要な物理、数学、ツール等について説明します。 私のプロフィールを簡単に説明しますと、私は自動車関連企業に勤めており、そこで日々制御工学(理論)を利用しながら設計開発をしております。 ここで説明する内容は、制御理論を扱い実際にモノに実装していく上で最低限理解しておいた方が良い内容と思います。 少しでも皆様の役に立ち、学力の底上げに貢献し、ひいては日本の発展、ひいては人類の発展に貢献できたらこの上ない喜びです。 内容を説明する際に次のことを心掛けています。 ① できるだけシンプルに。より少ない文章で内容を的確に説明する。 ② 1ページの記事のボリュームを多くし過ぎない ③ 文字のフォントは大きすぎず、行間を開けすぎない。(画面スクロールが頻繁になると情報が伝わりづらくなる) ④ 内容の説明とは直接関
はじめに 私は普段、同居している81歳のおばあさんにiPadの使い方を教えたり、サポートをしています。 発端はとある25歳男性に、PS4の使い方について教えてあげたことです。 彼はPSボタンを長押しして出てくるメニューの存在を知らず、スリープモードが存在することを知りませんでした。 81歳のお婆さんも以前、iPadの入力キーボードが左右に分割されてしまい、入力ができない問題に直面しました。これもまたiPadのキーボード右下にある、「キーボードを隠すキー」を長押ししてしまったことが原因でした。 以上の出来事から私は、UIデザインは人の好奇心に依存していると考え、その意見を文章に書き起こしてみました。 本記事における好奇心の定義について 本記事では好奇心を次とします。 わからないものに対して、それを知りたいと思う欲求 そして、好奇心の強い人を次と定義します。 好奇心が予測できないリスクへの不安
連載第4回では、データを集めるためには「レガシー機器に対しては、古典的な手法でOK」という発想を紹介した。今回はデータの活用について考えてみたい。 データ活用の目的とは 製造現場でIoTに取り組みたい理由は、集めたデータを活用したいと考えているからと言ってほぼ間違いないだろう。では、データを活用してどうしたいのか、データ活用の目的は何かとなると、「業務の効率化」「自動化」などといった大きな話か、明確な答えを持っていないケースが多い。目的があいまいでは目指す方向が分からないし、仮に大きな目的があっても、データを見てみないと具体的にどうしたらいいのか分からない、というのも真だろう。「目的」と「データ」は“ニワトリとタマゴ”の関係なのだろうか。 「データ活用」は、IoTを考えるまでもなく、これまでも日常的にやってきていることだろう。少なくともモノづくりに携わっているならば、データを一切見ることな
インダストリー4.0時代に最適な働き方とは何か、“Work4.0”が示す道:モノづくり最前線レポート(1/2 ページ) ロボット革命イニシアティブ協議会は「第4次産業革命下における製造業の人材育成について」をテーマに、RRI“Work4.0”セミナーを開催。日本とドイツの両国での人材育成の状況把握や課題認識などについて意見交換を行った。 ロボット革命イニシアティブ協議会(RRI)は2018年9月7日、東京都内で「第4次産業革命下における製造業の人材育成について」をテーマに、RRI“Work4.0”セミナーを開催した。今回のセミナーでは、RRIのパートナーであるドイツPlatform Industry 4.0(プラットフォームインダストリー4.0)の役員であるJorg Hofmann(ヨルグ・ホフマン)氏(IG Metall第1会長)が「Platform Industry 4.0 Work,
まるで週1の連続ドラマのような感覚の記事、毎週水曜日をお楽しみに! 今期のメインテーマは「設計者が加工現場の目線で考える、 3DとIT活用の現実と理想のカタチ」。2018年9月のサブテーマは『3D化とIT化は本当に後継者育成の鍵になるのか」を考える』です。 前回まで、加工現場の3D化、IT化への取り組みの現状や、それにまつわる設計者と現場との意思疎通の問題点、3D化とIT化によってそれらを改善する術を探るなどなどを、設計者目線で述べてきました。 今回のサブテーマ「3D化とIT化は本当に後継者育成の鍵になるのか」では、近未来に視点を移して、今までの回とはちょっと違った趣で仕立ててみます。3D化とIT化によって変化した現場の様子をイメージしながら、「これからも生き続ける加工現場のカタチ」について(一部妄想も交えつつ)考えていきましょう。 SCENE 1:町工場の「3D化×IT化」の行く末を想像
今や生産性革命への取組みは、世界各国において喫緊の課題として認識されている。ドイツが数年前に打ち出した“インダストリー4.0”の概念に触発された日本や米国、中国も次々と国家プロジェクトを打ち出したことは記憶に新しい。現在、IoTやAI技術を活用したスマート・マニュファクチャリングの実現を図る取組みは各国で競われており、デジタル時代を勝ち抜こうとしている世界中の企業は熾烈な覇権争いの中にいる。 この時代において、現在、“地上で最も重要な製造業”と言わしめ、世界中から注目されている企業といえば、レモンイエローが印象的なファナックだ。1972年の設立以来、強力な開発力を基盤に発展を続けてきた。富士山麓に展開する標高1,000メートル、広さ53万坪にわたる雄大で四季折々に美しいファナックの森には、本社、研究所、工場、テクニカルセンタ、ファナックアカデミ、厚生施設などが設置されている。普段は滅多に足
IoTを活用できるエンジニアになるための視点を取り上げる連載。第1回は『「IoT」とは何かを、あらためて考える』。「分かっている」という声も聞こえてきそうだが、あえて立ち止まってみよう。 そもそも「IoT」とは? 「IoT(Internet of Things)」は、日本語では一般に「モノのインターネット」と訳されている。実際のところ「とは何か」については、曖昧で解釈も幅広いが、「モノがネットワークにつながる」ことは共通認識といっていいだろう。仕組みの複雑さも千差万別だが、モノがつながることによって、情報や状況が見えるようになったり、人の手を介さずに自動的に制御できたり、集まったデータを分析することで判断を支援したりと、ジャンルを問わずさまざまなサービスを得られる世界がIoTといえるのではないだろうか。 IoTという言葉が登場する以前にも、同じようなコンセプトの製品やサービスは存在していた
まるで週1の連続ドラマのような感覚の記事、毎週水曜日をお楽しみに! 今期のメインテーマは「設計者が加工現場の目線で考える、 3DとIT活用の現実と理想のカタチ」。2018年8月のサブテーマは『汎用工作機械での3Dデータ活用を考える』です。 SCENE 4:汎用工作機械の現場、3Dデータはこう役立てる ここまでのエピソードで、「汎用工作機械だけの加工現場でも3D CADは利用価値があるかも…」と、ほんのわずかでも感じていただけたでしょうか。個人的に、幅広い加工屋さんに3D CADや3Dデータがどういうものかを知っていただきたい理由があります。 近年3D CADによる設計が推進されている裏では、幾つかの課題もあります。よく見受けられるのが、「切削加工で対応できる形状になっていない」または、「ホルダー干渉が考慮されていない無理やりな形状で加工不可」という例です。これらが設計側で見つかればまだ良い
Vero Softwareは、旋盤、ミリング、複合加工CAMソリューションの最新版「Edgecam 2018 R2」を発表した。ミリングやターニング、MTMのための荒取りサイクルにアンダーカットワーク検出を追加するなど、54種類もの機能を強化した。 Vero Softwareは2018年8月8日、旋盤、ミリング、複合加工CAMソリューションの最新版「Edgecam 2018 R2」を発表した。54種類の機能を新たに搭載。同社は、2018年度に200ライセンスの販売を目指す。 最新版では、例えば、ミリングやターニング、MTMのための荒取りサイクルにアンダーカットワーク検出を追加した。現在のワークを分析してワークのないエリアを回避することで、エアカット(空切削)を避けて、加工時間を削減する。 特殊で壊れやすい工具を使用し、正確で細かい出力を必要とするような場合は、ガンドリル機能が効力を発揮する
PDFの図面、どんな形式でもCADデータ変換できる「VectorMasterPremium」:CADニュース システムズナカシマは、PDFの図面をCADデータに変換するシステム「VectorMasterPremium」を発売した。どんな種類のPDFでもCADデータに変換可能で、これまで複数必要だったシステムを統一でき、導入コストも抑えられる。 システムズナカシマは2018年8月6日、PDF化された図面をCADデータに変換するシステム「VectorMasterPremium」を発売した。価格は1ライセンス9万8000円(税別)で、初年度に500社、1000ライセンスの販売を目指す。 VectorMasterPremiumは、紙の図面や図面をスキャンして作成したラスターPDFや、CADからPDF生成ソフトを利用して作成したベクターPDFなどをCADデータに変換するシステム。どんな種類のPDFで
まるで週1の連続ドラマのような感覚の記事、毎週水曜日をお楽しみに! 今期のメインテーマは「設計者が加工現場の目線で考える、 3DとIT活用の現実と理想のカタチ」。2018年8月のサブテーマは『汎用工作機械での3Dデータ活用を考える』です。 SCENE 3:悩ましき「ブランク品」の図面たち >>前回:【事件ファイル】図面通りに加工したのになぜNGなのだ!? 切削加工の世界では、加工前の材料そのもの、あるいはまだ仕上げられていない半加工品を「ブランク」とか「ブランク品」などと呼んでいます。部品加工ではいくつもの工程を経る上に、必要な設備を全て完璧にそろえている加工屋さんというのは稀(まれ)ですから、モノによってはこの「ブランク品」が加工屋さんを渡り歩くこともあるのです。少し分かりやすくするために、皆さんがよく見かける歯車の製作を例に取ってみましょう。 歯車の工程を大まかに説明すると、以下のよう
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く