第3回は、世界標準のビジネスプロセス記述言語「BPEL(Business Process Execution Language)」によって、SOAを実現するコンポーネント「Oracle BPEL Process Manager」について解説する。BPEL Process Managerは、Fusion Middlewareの中でも、特にSOA(サービス指向アーキテクチャ)によるインテグレーションの基盤となるコンポーネントである。 既存のIT資産を生かしてフレキシブルなシステムに移行するには、もはやSOAは必須条件といえる。そのためBPEL Process Managerは、Fusion Middleware上でデータやプロセスのインテグレーションを行う際、中心的な役割を果たすコンポーネントとなる。今回は日本オラクルのシステム事業推進本部 営業推進部 Fusion Middlewareグルー