'96年からスタートしたLet'snoteは、ノートPC事業に的を絞った製品開発を行なってきたものの、一時的に事業の縮小を余儀なくされていた。市場においては、松下電器の特徴を打ち出せずに第3位グループを抜け出せないままで、その存在感を発揮することができなかったからだ。 それが、2002年に投入したR1で一気に頭角を表す。“ビジネスモバイル”という領域にフォーカスし、重量960g、6時間連続駆動という軽量、長時間の徹底追求を図ったことが高い評価を得た。 2004年に投入したR3以降、軽量、長時間に加えて、「タフ」という要素を加えた。PCが入ったかばんを30cmの高さから落しても衝撃にも耐えうる構造を実現していたLet'snoteだが、さらにW4およびT4では、満員電車での振動圧迫に耐えうる耐100kgf級の堅牢構造を実現した。 今回の新製品では、タフの強化と、軽量/長時間の両立を進め、76c