どうやら新聞メディアが、この時期に増税の旗振りに乗り出したようです。 昨日のエントリーで、「毎日」を取り上げました(参照)。続いて、今日は、「朝日」が社説で、福田首相の本音を語らせようとしています(写真)。 「毎日」は首相の消費税増税の「覚悟」を問う、そして「朝日」は本音を語れという具合に、それぞれ表現の違いはありますが、「覚悟」も「本音」も、いずれも消費税増税を前提にしたものです。 つまり、この二紙は、消費税増税の立場から、福田首相の考える増税への道筋に、あるいはその道筋以外にないという世論を、かわって構築しようとするものにほかならないと考えざるをえません。 朝日社説をみてみると、はっきりとこうのべています。 医療や介護を充実させ高齢化が進んでいけば、政府の支出も増える。一方でいくら予算の無駄を削っていっても、いずれ社会保障を支えるために増税が必要になるだろう――。そうした考え方は理解で