来春デビュー予定の新型「雷鳥」(写真上)。現在の「雷鳥」号は485系電車(写真下)で運転=14日、京都市山科区のJR東海道線山科駅(撮影・山下香) 大阪-金沢間を結ぶJR西日本の特急雷鳥の新型車両が完成し、近畿車輛(大阪府東大阪市)から車両基地のある金沢へ向けて回送された。 新型車両は来春デビュー予定で、白い車体に青いラインと連続窓が特徴の「サンダーバード」(大阪-富山・魚津など)などと同じ683系の改良型。最高時速は130キロ。14日午後、正面を厳重に梱包(こんぽう)され電気機関車に牽引(けんいん)されて、東海道線や北陸線を初めて走行した。 現在の雷鳥は国鉄時代のエース特急電車である485系電車で運転中。クリーム色のボディーに赤いラインは国鉄色と呼ばれてファンに根強い人気があるが、車両の老朽化が進み、乗客から不満が寄せられることもあった。 JR西は今後、「雷鳥」を全面的に683系に置き換
対仏投資庁は「鉄道が道路を追い抜く」としてフランスの鉄道貨物輸送が環境問題を追い風に、大きな伸びを示しているという内容のレポートを発表している。 これによると、07年11月に開催された「環境グルネル会議」では、CO2排出量を2020年までに20%削減させるという大枠のなかで、道路以外の手段で輸送される貨物の割合を12年までに25%増加させるという目標が示されたが、現在、この数字は14%増までになっているという。 フランスでは03年から、フランス鉄道路線事業公社(RFF)の運行管理のもと、民間事業者に貨物鉄道の運営が許可された。これによって、シェンカー(ドイツ)、ユーロカーゴレイル(イギリス)などの子会社が参入したという。特にコンテナ分野では主要路線での車両積載量が拡大されたことなどによって複合一貫輸送が進展し、トラックを鉄道車両に乗せて運ぶローリングロード、ローリーを乗せるローリーレイルな
なぜか浮き立つ小池百合子 2008年12月15日10時00分 / 提供:ゲンダイネット 常に権力者に寄り添う女。“政界渡り鳥”こと小池百合子元防衛相が、性懲りもなく動き回っている。 11日、中川秀直元幹事長を中心とする議員連盟「生活安心保障勉強会」の設立準備会が開かれた。 渡辺喜美元行革相や塩崎恭久元官房長官をはじめ57人が参加したが、小池氏は準備会の中心メンバーのひとりだ。 小泉純一郎元首相が呼びかけ人になった議員連盟「郵政民営化を堅持し推進する集い」にも、当然のごとく小池氏は参加。8日には、渡辺氏のパーティーにもシャシャリ出てきていた。「乾杯の音頭を取った小池氏は、『大胆なチェンジ』『真のチェンジ』と、オバマ次期米大統領を真似たフレーズを連発して失笑を買っていました。渡辺氏については『先の総裁選で強力にサポートしてくれた』と、完全に上から目線。自分の方が“格上”だと誇示するような態度で
与党からも見放された麻生ダメ首相の断末魔 2008年12月15日10時00分 / 提供:ゲンダイネット やることなすこと、すべてダメ。与党からも見放された麻生首相の死に体化が急加速だ。 その象徴が消費税増税の時期をめぐる問題だ。自民、公明両党の税制調査会は、11日、与党税制協議会を開き、09年度与党税制改正大綱の策定に向けた協議を行った。 それに先立ち、麻生は与謝野経済財政相を官邸に呼び、税制抜本改革の工程表(中期プログラム)に関し、「3年後に消費税増税をお願いすることを反映してほしい」と、増税時期の明示を指示した。 これを受け税制調査会で、自民側が「経済状況を見た上で」など弾力的な表現を加えて明示すべきだと主張したのに対し、公明は「数字が独り歩きする懸念がある」と強く反発。結局、「2010年代半ばまでにやる」との表現に後退した。 12日の閣議後、与謝野経済財政相は「自民党は最後まで踏ん張
■強さの秘密 来年、海の向こうではブッシュ米大統領が民主党のオバマ次期大統領にバトンを渡し、日本では小泉純一郎元首相が次期衆院選への出馬を次男に譲り、政界を引退します。平成13年4月の小泉政権誕生後、その大半を外務省と首相官邸を拠点に取材してきたため、小泉さんの政界引退には一抹の寂しさを感じます。内政では何と言っても郵政解散と総選挙、外交では一連の日朝交渉が印象深く思い出されます。 最近では、安倍晋三さんに続き、福田康夫さんと歴代の首相がいともあっさりと政権を投げ出すふがいなさが目立ちます。自民党内で圧倒的な支持を受けて総裁になった麻生太郎首相も就任2カ月で早くも支持率は急降下し、渡辺喜美元行革担当相のように離党を口走る議員も出てきました。 ではなぜ、小泉さんは長期政権を実現したのか。政界引退を前に、その強さの秘密について、取材メモをたぐりながら整理しておきたいと思います。 小泉さんが得意
自民党の中川秀直元幹事長らでつくる新議連「生活安心保障勉強会」が11日、自民党本部で準備会合を開き、党所属国会議員57人が出席した。内閣支持率の急落を受けて、麻生太郎首相への批判を強める渡辺喜美元行政改革担当相、塩崎恭久元官房長官ら中堅・若手も参加。中川氏は11日、自民、民主、公明3党議員の勉強会にも顔を出すなど、次期衆院選後の政界再編もにらみ、動きを活発化させている。【近藤大介、野口武則】 ◇反麻生色「透明化」に腐心 「(議連が)『政局グループ』という伝わり方をして、大変心配をかけている。国民が安心する社会保障制度の構築に向け議論をしてほしい」 11日午後、自民党本部7階。中川氏は準備会合であいさつし、「反麻生」グループ発足との見方を強く否定した。中川氏は首相に近い安倍晋三元首相や菅義偉選対副委員長にも参加を呼びかけ、議連の「無色透明化」(若手)に腐心。安倍氏は準備会合で「今こそ、一致結
与党の整備新幹線建設促進プロジェクトチーム(PT)が北陸新幹線金沢-福井間と敦賀駅部を09年末までに部分認可・着工する案を取りまとめたのを受け、県選出の自民党国会議員と県議は13日、今後の対応を協議する会合を福井市内で開いた。 会合では松村龍二参院議員が「これからは敦賀駅以西のルートを考える必要もあり、これは福井県が一番の決定権を持っている」などとあいさつ。その後の審議は非公開で行われた。 終了後、報道陣の取材に応じた県新幹線整備促進議員連盟会長の山本文雄県議によると、出席者からはPT案に一定の評価が示され、高速増殖炉「もんじゅ」(敦賀市)の運転再開を新幹線整備の条件とする意見は出なかったという。山本県議は「週明けにある政府・与党間会合まで、あきらめずに(敦賀までの一括認可を)求めたい」と話した。【大久保陽一】
◇毎日・朝日・東京「2次補正後、総選挙を」 ◇読売・産経・日経「解散に判断示さず」 毎日21%、朝日22%、読売20・9%--。8日の朝刊3紙には、それぞれこんな数字が1面トップで報じられた。もちろん、麻生太郎内閣の支持率である。 「3社で申し合わせたのでは?」との質問も今回受けるが、そうではない。調査をいつ実施するかは各社ごとの判断であり、重なったのは偶然だ。一方、同じ支持率調査でも質問の仕方などが異なり、各社の数字には若干の違いが出るのが通例だが、3紙がほぼ同水準となったのも今回の特徴だ。しかも、読売に至っては11月調査から、ほぼ半減する急変ぶりだ。 麻生内閣発足から、まだ3カ月足らず。3紙の調査と、その報道が政界に与えた衝撃は大きかった。自民党内からは公然と内閣を批判する声が出始め、党内にさまざまなグループが生まれているのも支持率急落と無縁ではない。その意味では新聞報道の影響力、いや
自民党最大派閥の町村派が揺れている。もともとライバル関係にある町村信孝・前官房長官と中川秀直・元幹事長の両代表世話人の軋轢(あつれき)が、麻生首相との距離を巡る路線論争と重なり、派内を二分する争いに発展する可能性もある。 11日の町村派総会では、町村氏と中川氏の間に緊張した空気が流れた。 たばこ税の増税反対の持論を展開していた町村氏の隣に座っていた中川氏が、突然、「国民の6割がたばこ税を上げろと言っているんだ」といら立ちの声を上げたためだ。 町村氏は、麻生首相を支える姿勢を鮮明にすることで、派内の実力者で首相に近い森、安倍両元首相との連携を深め、派内の基盤を固めようとしている。9日には首相官邸に麻生首相を訪ね、「首相の主張を来年度予算で実現してもらうことが大切だ」と激励した。 森、安倍氏と盛んに接触しており、「町村氏は『ポスト麻生』として次の党総裁選に名乗りを上げるための布石を打っている」
庄原市、災害復旧へ新ポスト 機構改革、デジタル分野も (2/17) 庄原市は、4月1日付の機構改革で、2018年の西日本豪雨をはじめとする災害復旧と、国のデジタル化推...
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