超党派の「日中友好議員連盟」に所属する元外相の高村正彦会長ら自民、公明両党のベテラン議員が5月3日から3日間の日程で中国北京市を訪問する。 議連訪中団は中国政府に首脳クラスとの会談を要請。会談では、東日本大震災の被災地への救助隊派遣や支援物資に対する感謝の意を中国側に直接伝え、震災からの復興に向け、日中協力を今後どのように推進していくか意見交換する見通し。 議連訪中団は自民党が高村氏のほか、林芳正政調会長代理、町村信孝元官房長官、二階俊博、甘利明両元経済産業相、公明党は木庭健太郎参院幹事長らが参加する。 民主党は2011年度第1次補正予算案の国会審議を優先するとして、議連訪中団への参加についてまだ決めていないという。(共同)