大阪市交通局は12月、地下鉄御堂筋線で20年ぶりに新型電車「30000系」(1編成10両)を投入する。内外ともイメージを一新し、先頭部は、従来の直線的なデザインから変わって曲面ガラスで丸みを持たせ、内装では御堂筋のシンボル・イチョウをモチーフにした模様をあしらっている。 現在の主力車両「新20系」の後継として製造。床面の高さを4センチ下げてホームとの段差を少なくし、つり革や手すりを増やすなど、使いやすさや安全性も重視した。また、車内の液晶画面では、日本語や英語、中国語、韓国語での乗り換え案内を表示する。