任期満了に伴い11月3日に告示される八女市長選挙に、経済産業省の元官僚で、旧八女郡星野村出身の簑原悠太朗氏(35)が立候補の意向を固めたことが分かった。15日に八女市内で記者会見を開いて正式表明する。 蓑原氏は、2015年、経済産業省入省。経済産業政策局で、法人税、消費税等の税制業務に従事し、資源エネルギー庁で原子力政策に関する企画・立案に取組む。2021年1月からカーボンニュートラル実行計画企画推進室室長補佐を務め、22年に、行政官長期在外研究員としてオランダに派遣され、大学院生として研究活動を行うなどしてきた。 八女市との縁は、幼少期から小学1年生までの3年間、県立高校教師であった両親と八女郡星野村(当時)に居住しており、その後、福岡市へ転居したが、小学3年生の時、再び同村で山村留学として滞在した。 現職の三田村統之市長(80)は10日、市役所で記者会見を行い、次期市長選について、健康