タグ

思想とこれぞ魂に関するkeiseiryokuのブックマーク (3)

  • 三木清 人生論ノート

    近頃私は死といふものをそんなに恐しく思はなくなつた。年齡のせゐであらう。以前はあんなに死の恐怖について考へ、また書いた私ではあるが。 思ひがけなく來る通信に黒枠のものが次第に多くなる年齡に私も達したのである。この數年の間に私は一度ならず近親の死に會つた。そして私はどんなに苦しんでゐる病人にも死の瞬間には平和が來ることを目撃した。墓に詣でても、昔のやうに陰慘な氣持になることがなくなり、墓場をフリードホーフ(平和の庭――但し語原學には關係がない)と呼ぶことが感覺的な實感をぴつたり言ひ表はしてゐることを思ふやうになつた。 私はあまり病氣をしないのであるが、病床に横になつた時には、不思議に心の落着きを覺えるのである。病氣の場合のほか眞實に心の落着きを感じることができないといふのは、現代人の一つの顯著な特徴、すでに現代人に極めて特徴的な病氣の一つである。 實際、今日の人間の多くはコンヴァレサンス(病

    keiseiryoku
    keiseiryoku 2011/01/07
    我が人生の書の一つ。ネットで全文読めるなんて、いい時代だなぁ。
  • 僕が差別と戦って、それで暴力が無くなりますか? - 春巻たべた

    id:KIM625 積みあがってる ついでに、この論法は「テーブルひっくり返しのワザ」と呼ばれてて否定論否定者間では割とメジャー。細部に言及して行き詰ると来の問題にひっくり返す。そして別方向から細部に。終わりは無い。 2009/10/14 http://b.hatena.ne.jp/KIM625/20091014#bookmark-16700464 あっはっは。わかったよ。じゃあシンプルに行こう。比喩も見立てもレトリックも抜きで、腹の中身をご開帳だ。ご覧ください、内臓でございます!  僕が在特会のデモの映像を見ますね。するとtoledがバカやって殴られている。僕は当然胸糞悪いです。思います、「これは暴行だろう。警察は何やってんだよ」。そこにmojimoji君がやってきて曰く、「いえいえ、あなたの無関心こそが暴力です。暴力を否定するならば、排外主義も同時に否定するのが筋です」と。「わたした

    keiseiryoku
    keiseiryoku 2009/10/15
    こんなところを見せられて怒らねえやつはいない、というやつですね。
  • 女の体で笑うということ - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)

    1 「女性が一流の芸人になれるのか?」という問いがある。関西に住んでいると、吉興業という会社はとても身近だ。朝から晩まで、テレビでは吉の芸人が出ている。子どものころから、友達のお兄ちゃんやクラブの先輩が「吉のお笑い専門学校に行った」「ライブで漫才をしているらしい」という話を、耳にする。大人になれば、芸人との合コンがあると聞く。「将来は、吉いけるんとちゃうか?」と言うのは、クラスの人気者への褒め言葉だった。 そんな中で、「女は最後の最後まで、裸になれないから、一流の芸人にはなれない」という言葉も聞く。それは、物理的におまんこをさらせないことだけを指していたのではないだろう。いずれ、恋をし、子どもを産んでいく女性は、どこかで「恥じらい」や「常識」を身につけていかなくてはならない。結局、生涯を破天荒に歩める豪胆な男には勝てない。そんな響きも持っていた。 ネット上で、懐かしいような文章を書

    女の体で笑うということ - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)
    keiseiryoku
    keiseiryoku 2009/08/01
    《どんなに自己反省を重ねても、気がつけば自分を最底辺に置くことで、民族やセクシュアリティにおける優位性に目をつぶろうとしているし、わけもわからない怒りで男性を攻撃したくもなる。》
  • 1